特許
J-GLOBAL ID:200903025202371920

車両用シート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 蔦田 璋子 ,  蔦田 正人 ,  中村 哲士 ,  富田 克幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-027685
公開番号(公開出願番号):特開2004-237821
出願日: 2003年02月04日
公開日(公表日): 2004年08月26日
要約:
【課題】自動車用等の車両用シートにおいて部品製造及び組み付けの容易な簡便な構造により、衝突時等の異常加速度から乗員を保護し、特には、異常加速度を受けた際の乗員の滑り落ちを確実に防止できるものを提供する。【解決手段】座部のクッションパッド2の前方部(大腿部支持領域)2bには、下面側の板状フレーム3との間に、中空プラスチック容器7が配されている。この中空プラスチック容器7は、ブロー成形等による平箱状の成形品であり、後方端部にインフレータ71を備え、また、前半部の三方の縁に沿って平面略U字状の溝72を備える。衝突等により異常加速度が検知された際には、インフレータ71が作動する。このとき供給される膨張ガスにより、溝72の個所が略垂直方向に展開して引き延ばされるとともに、この溝71により三方を囲まれる舌状領域73が傾斜して隆起し、クッションパッド2の前方部(大腿部支持領域)2bを持ち上げる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
乗員の臀部及び大腿部を支持するクッションパッドと、これを下方から支持するフレームとを含んでなる車両用シートにおいて、 前記クッションパッドの下面側に、中空のプラスチック成形品からなる閉じた容器が前記フレームから支持されて配され、該容器中にインフレータが配され、 該容器には、溝、褶曲部または薄肉部からなる展開・延伸予定個所が設けられ、該展開・延伸予定個所によって前方及び左右方向から囲まれた舌状領域が形成され、 異常加速度が検知された際には、前記インフレータからの膨張ガスによって前記展開・延伸予定個所が展開または延伸されて前記舌状領域が隆起することにより、前記クッションパッドの大腿部支持領域が、後方を向いた傾斜面をなすように持ち上げられることを特徴とする車両用シート。
IPC (2件):
B60N2/42 ,  B60R21/02
FI (2件):
B60N2/42 ,  B60R21/02 J
Fターム (2件):
3B087CD04 ,  3B087DE02

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