特許
J-GLOBAL ID:200903025206585135

水棲生物飼育装置及び飼育水浄化法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 亮一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-306893
公開番号(公開出願番号):特開2000-126794
出願日: 1998年10月28日
公開日(公表日): 2000年05月09日
要約:
【要約】【課題】閉鎖循環系で広範な種類の水棲生物を長期間にわたり飼育できる飼育水浄化法であって、生物への毒性や水の汚濁の問題がなく、装置構成がコンパクトで、浄化処理能力が高く循環水の健全性を向上する方法及び飼育装置の提供。【解決手段】閉鎖循環系において水棲生物を飼育した飼育水を硝化工程と脱窒工程に付すことにより該飼育水中のアンモニア態、亜硝酸態及び硝酸態窒素を除去し、硝化工程は生物学的硝化処理を行い、脱窒工程は1)生物学的処理および電気化学的手法を組合せた脱窒工程を硝化工程と並列に設ける、又は2)植物,植物プランクトンによる脱窒素工程を硝化工程の後流に設ける。また、飼育水槽、硝化槽及び電極を設けた脱窒槽が飼育水循環ラインで連通された飼育装置であって、硝化槽と脱窒槽が並列に配置され、硝化槽には飼育循環水を常時通水し、且つ脱窒素槽には弁切替えにより間歇通水することにより嫌気性雰囲気とし、電極に通電できるようにした飼育装置。
請求項(抜粋):
閉鎖循環系において水棲生物を飼育した飼育水を硝化工程と脱窒工程に付すことにより該飼育水中のアンモニア態窒素、亜硝酸態窒素及び硝酸態窒素を除去する方法であって、前記硝化工程及び脱窒工程を並列に配置し、硝化工程には循環飼育水を常時通水しながら硝化菌により硝化反応を行わせ、且つ脱窒工程には弁の切替えにより循環飼育水を間歇通水することにより嫌気性雰囲気とするとともに、電極から電解水素を発生させて脱窒菌に取り込ませながら、もしくは電極からの電子を直接脱窒菌に供与しながら脱窒反応を行わせることを特徴とする水棲生物飼育水浄化法。
IPC (3件):
C02F 3/34 101 ,  A01K 63/04 ,  C02F 3/32
FI (3件):
C02F 3/34 101 A ,  A01K 63/04 Z ,  C02F 3/32
Fターム (12件):
2B104EF01 ,  4D040BB02 ,  4D040BB42 ,  4D040BB52 ,  4D040BB82 ,  4D040CC02 ,  4D040CC03 ,  4D040CC07 ,  4D040CC09 ,  4D040DD03 ,  4D040DD14 ,  4D040DD31
引用特許:
審査官引用 (2件)

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