特許
J-GLOBAL ID:200903025207393752

位相差板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-301020
公開番号(公開出願番号):特開平6-148428
出願日: 1992年11月11日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 均一でかつ優れた位相差補償性能と視野角特性を有する位相差板を容易に製造できる方法を提供すること。【構成】 上側直線案内部11と下側直線案内部12とこれ等直線案内部の端部同志を連結する2つの曲線案内部13,14から成り並列配置された一対の無端状ガイドレール1と、各ガイドレールに装着され各ガイドレール上を走行すると共に熱可塑性樹脂フィルムpの横方向両端部を把持する把持部を有しかつこの把持部のガイドレールからの高さ距離が変えられる複数の治具2群とでフィルム把持手段10を構成し、このフィルム把持手段に対して横一軸延伸された熱可塑性樹脂フィルムを供給し、ガイドレールの曲線案内部13において上記フィルムの横方向両端部を順次把持させると共に、ガイドレールの上側直線案内部11において上記フィルムを弛ませながらその縦方向を熱収縮させることを特徴する。
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂フィルムを横一軸延伸すると共にこの熱可塑性樹脂フィルムの縦方向を熱収縮させて位相差板を製造する方法において、略水平方向に伸びる上側直線案内部とこの下方側に設けられた下側直線案内部とこれ等直線案内部の端部同志を連結する2つの曲線案内部から成り平行に並列配置された一対の無端状ガイドレールと、各ガイドレールに所定の間隔を設けて装着され各ガイドレール上を走行すると共に上記熱可塑性樹脂フィルムの横方向両端部を把持する把持部を有しかつこの把持部の上記ガイドレールからの高さ距離が変えられる複数の治具群とでフィルム把持手段を構成し、このフィルム把持手段に対して横一軸延伸された熱可塑性樹脂フィルムを供給し、各治具間の把持部同志の間隔がその基端側同志の間隔より広がるガイドレールの曲線案内部において上記熱可塑性樹脂フィルムの横方向両端部を順次把持させると共に、各治具間の把持部同志の間隔がその基端側同志の間隔に縮まるガイドレールの直線案内部において上記熱可塑性樹脂フィルムを弛ませ、かつ、この弛んだ状態で上記熱可塑性樹脂フィルムを熱収縮させることを特徴とする位相差板の製造方法。

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