特許
J-GLOBAL ID:200903025208790739

適応フィルタによる未知システム同定の方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 伸介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-061257
公開番号(公開出願番号):特開平5-226976
出願日: 1992年02月14日
公開日(公表日): 1993年09月03日
要約:
【要約】【目的】 誤差信号に対する妨害に強く、非定常信号に対しても短い収束時間と小さい収束後の最終誤差信号レベルを達成することのできる適応フィルタによる未知システム同定の方法及び装置を提供する。【構成】 アダプティブ・フィルタ3は参照入力端子2に供給された参照信号を用いて主入力端子1にて受信信号を妨害する未知システムの出力信号のレプリカを発生し、これを減算器4で差引くことにより除去する。減算器4の出力である差信号を用いて未知システム出力とそのレプリカの誤差のアダプティブ・フィルタ3の係数に対する傾きをステップ・サイズ・コントローラ6で求め、リミッタ9で過去の制限付ステップ・サイズを用いて計算された最大値と最小値でステップ・サイズを制限し、得られた制限付ステップ・サイズを相関計算回路7で得られたフィルタ入力信号電力で正規化し、これを用いてアダプティブ・フィルタの係数更新が行なわれる。
請求項(抜粋):
1サンプル周期ずつ遅延された複数の入力信号サンプルを、それぞれに対応した複数の被乗数と乗算を行ない、該乗算結果の総和をもって出力とするアダプティブ・フィルタの出力を未知システムの出力信号から差引いた差信号を小さくするように、該差信号と前記入力信号サンプルと変数を乗算した値をフィルタ入力電力で正規化した後に1回当りの更新量として前記被乗数に加算してその値を更新することにより前記未知システムを近似する際に、フィルタ入力電力で正規化した前記差信号の前記変数に対する傾きに比例した値を前記変数に加算して和を得た後、該和を用いて前記変数を変化させることを特徴とする適応フィルタによる未知システム同定の方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭60-031773
  • 特開平2-063328
  • 特開昭63-279622

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