特許
J-GLOBAL ID:200903025209039174

無線電話装置における通過帯域切換回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-062446
公開番号(公開出願番号):特開平7-274244
出願日: 1994年03月31日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】 通過帯域の異なる複数のフィルタを用いて受信機内の帯域幅を切り換える場合、通過特性を劣化させることなくスイッチ素子の数を削減すること。【構成】 本発明の無線電話装置における通過帯域切換回路は、広帯域フィルタ20と狭帯域フィルタ21とが直列に接続され、また、狭帯域フィルタ21は、制御信号に基づいてON,OFF制御されるスイッチ22を介して接地されており、さらに、この狭帯域フィルタ21には、制御信号に基づいてON,OFF制御されるスイッチ23が並列に設けられている。そこで、広帯域特性を必要とする場合には、スイッチ22をOFF、スイッチ23をONとして、広帯域フィルタ20のみを通過させ、狭帯域フィルタ21をアースから切離し、狭帯域フィルタ21の影響をなくすことで、通過特性の劣化を防ぎつつ、スイッチ素子の数を削減している。
請求項(抜粋):
通話信号及び制御信号を受信、送信するアンテナ手段と、このアンテナ手段に結合され、第1の無線チャンネル及び第2の無線チャンネルのいずれか一方で送信する送信手段と、前記アンテナ手段に結合され、第1の無線チャンネル及び第2の無線チャンネルのいずれか一方で受信する受信手段と、所定の制御プログラムに基づいて、前記送信手段及び前記受信手段を制御する制御手段とを備え、異なる無線チャンネルで動作可能な無線電話装置において、前記受信手段は、前記第1の無線チャンネルに対応する所定周波数の帯域幅を有した第1のフィルタと、前記第2の無線チャンネルに対応する所定周波数の帯域幅を有した第2のフィルタとを具備し、前記第1のフィルタと前記第2のフィルタとは直列に接続され、かつ前記第1のフィルタ及び前記第2のフィルタのうち帯域幅の狭い一方のフィルタは、前記制御手段からの制御信号に基づいてON,OFF制御される第1のスイッチを介して接地されており、さらに、前記帯域幅の狭い一方のフィルタは、前記制御手段からの制御信号に基づいてON,OFF制御される第2のスイッチが並列に設けられていることを特徴とする無線電話装置における通過帯域切換回路。

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