特許
J-GLOBAL ID:200903025210657574

レーザーによるトムソン放射による核共鳴蛍光を用いた同位体イメージング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊東 忠彦 ,  大貫 進介 ,  伊東 忠重
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-532498
公開番号(公開出願番号):特表2009-510406
出願日: 2006年09月26日
公開日(公表日): 2009年03月12日
要約:
本発明は、新規なレーザーに基づく、高輝度、高空間分解能である、分光学的に純粋な硬X線及びγ線のペンシルビーム源を利用して、特定の核での共鳴散乱つまり核共鳴を誘起する。係る共鳴によって発生する光をビーム位置の関数として観察することによって、特定の材料構成での個々の同位体位置及び濃度を2次元又は3次元で可視化することが可能である。本発明に係る方法は、物質の特定、物質位置の空間分解能、及び、他の物質によって遮蔽されている、たとえば鉛の壁の後方に位置する、物質を特定してその位置を突き止める能力を供する。本発明は、相対論的電子からの強力レーザーパルスの衝突による擬単色高エネルギーX線(100keVオーダー)及びγ線(約1MeVよりも大きい)の発生に基づいている。本発明で利用されている過程、つまりトムソン散乱又は逆コンプトン散乱、は、約1μmから約100μm直径を有する高エネルギーの光子ビームを発生させる。その際バンド幅ΔE/Eは約10-3である。
請求項(抜粋):
核共鳴蛍光検出法であって: 1以上の素性の疑わしい物質を探索するように、約10-3の比帯域を有するトムソン放射ビームをターゲット領域に導光する手順; 前記トムソン放射線によって前記ターゲット領域内に含まれる前記1以上の素性の疑わしい物質の核を共鳴励起する手順; 1以上の所定の関心核種を含む参照散乱体の核を前記素性の疑わしい物質を透過した前記ビームによって共鳴励起する手順;及び 前記参照散乱体が共鳴励起された結果生じた光子のエネルギースペクトルを測定する工程であって、共鳴光子と非共鳴光子について測定された減衰の差は検出された前記素性の疑わしい物質を示す手順; を有する方法。
IPC (2件):
G01N 23/02 ,  G01N 23/22
FI (2件):
G01N23/02 ,  G01N23/22
Fターム (6件):
2G001AA02 ,  2G001BA14 ,  2G001CA02 ,  2G001GA01 ,  2G001GA06 ,  2G001KA06
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示
審査官引用 (3件)
引用文献:
前のページに戻る