特許
J-GLOBAL ID:200903025214444338

カチオン型電着塗装のための金属表面のリン酸亜鉛処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-082509
公開番号(公開出願番号):特開平5-287549
出願日: 1992年04月03日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】 環境規制により使用が制限されつつあるニッケルを含有せず、鉄系表面、亜鉛系表面およびアルミニウム系表面を同時に有する金属表面に対して、同じリン酸亜鉛処理液を用いて、カチオン型電着塗装に適し、塗膜密着性、耐食性、特に耐温塩水性、耐スキャブ性に優れたリン酸亜鉛皮膜を形成する。【構成】 ニッケルイオンを含有せず、コバルトイオン0.1〜4g/l 、マンガンイオン0.1〜3g/l 、皮膜化成促進剤、単純フッ化物をHF濃度に換算して200〜500mg/l、および、錯フッ化物を単純フッ化物に対して0.01〜0.5のモル比で含む酸性リン酸亜鉛処理液に鉄系表面、亜鉛系表面およびアルミニウム系表面のすべてを有する金属表面を接触させて同金属表面にリン酸亜鉛皮膜を形成させる。
請求項(抜粋):
鉄系表面、亜鉛系表面およびアルミニウム系表面を同時に有する金属表面を酸性リン酸亜鉛処理液に接触させて同金属表面にリン酸亜鉛皮膜を形成させる、カチオン型電着塗装のための金属表面のリン酸亜鉛処理方法であって、前記酸性リン酸亜鉛処理液がニッケルイオンを含有せず、コバルトイオン0.1〜4g/l 、マンガンイオン0.1〜3g/l 、皮膜化成促進剤(a) 、単純フッ化物をHF濃度に換算して200〜500mg/l、および、錯フッ化物を単純フッ化物に対して0.01〜0.5のモル比で含むことを特徴とする、カチオン型電着塗装のための金属表面のリン酸亜鉛処理方法。
IPC (2件):
C23C 22/36 ,  C25D 13/20
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-184851

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