特許
J-GLOBAL ID:200903025216875832
濾液流量制御装置付き血液濾過装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-177687
公開番号(公開出願番号):特開平8-332222
出願日: 1995年07月13日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【課題】 病原菌又は発熱物質の混入がほとんど阻止され、濾液と代替液の比率を簡単かつ確実に制御及び監視することができ、血液濾過器の隔膜の漏れの簡単かつ確実な測定が可能である、より簡単で効果的かつ確実な血液(透析)濾過装置を提供することを目的とする。【解決手段】 直列接続の2つの血液濾過器と前置の滅菌濾過器を設置する。2つの血液濾過器の第1の隔室及び第2の隔室が夫々管路により互いに連結される。一方の血液濾過器に血液通路の方向に正の貫膜圧を、また他方の血液濾過器に負の貫膜圧を発生させる装置が連絡管の一方に配設される。こうして透析液が代替液として一方の血液濾過器の隔膜を経て直接に血液へ転移され、補助装置を配設した費用のかかる代替液管を省くことができ、また適当な装置により濾液又は代替液の流量がが正確に測定され、個別に調整される。
請求項(抜粋):
隔膜で2つの隔室に区分され、第1の前記隔室が透析液通路に第2の前記隔室が血液通路に接続される血液濾過器と、透析液調合装置から血液濾過器まで延在し第1の調整室が接続される供給管及び血液濾過器から出口まで延在し第2の調整室が接続される排出管を有する前記透析液通路と、透析液を閉じた透析液系統に送給するためのポンプと、バイパス弁が挿設され透析液通路の供給管と排出管を連絡するバイパス管と、限外濾過装置と、第1の調整室と血液濾過器の間の供給管に配設され病原菌を捕捉する隔膜によって第1の隔室及び第2の隔室に区分される第1の滅菌濾過器と、病原菌を捕捉する隔膜によって第1の隔室と第2の隔室に区分される第2の滅菌濾過器とを具備する血液(透析)濾過装置において、前記第2の滅菌濾過器が第1の滅菌濾過器(38)と第1の血液濾過器(12)の間の供給管(22)に配設された別の血液濾過器(60)であり、第2の前記血液濾過器(60)の第1の隔室(64)が透析液通路(20)に、第2の隔室(68)が血液通路(80)に接続され、第2の血液濾過器(60)の第1の隔室(64)が第1の連絡管(72)を経て第1の血液濾過器(12)の第1の隔室(14)と連結され、第2の血液濾過器(60)の第2の隔室(68)が第2の連絡管(74)を経て第1の血液濾過器(12)の第2の隔室(16)と連結され、血液濾過器(60、12)の間に差圧を発生するための少なくとも1個のポンプ(78)が血液濾過器(60、12)の間の連絡管(72、74)のいずれか一方に配設されて、一方の血液濾過器(60、12)に血液通路(80)の方向に正の貫膜圧を、他方の血液濾過器(12、60)には血液通路(80)の方向に負の貫膜圧を発生させることを特徴とする血液(透析)濾過装置。
IPC (3件):
A61M 1/34 503
, A61M 1/14 510
, A61M 1/14 553
FI (3件):
A61M 1/34 503
, A61M 1/14 510
, A61M 1/14 553
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭61-203973
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特開昭63-154181
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特開昭57-049466
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