特許
J-GLOBAL ID:200903025217567660

反射放射線の調整のための可逆性電気化学ミラー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-588749
公開番号(公開出願番号):特表2003-522338
出願日: 1999年08月09日
公開日(公表日): 2003年07月22日
要約:
【要約】電気化学ミラーは透明な第一の電極(106)と第二の電極(110)を有する。第一の電極と第二の電極の間に配置された電解液(112)は、電極の上に電着し得る金属のイオン(116)を含有している。第一の電極に負の電位(118)が負荷されると、付着している金属は第二の電極から電解液の中へ溶解し、そして電解液から第一の電極の上に電着し、それによって電磁放射線(122)に対するミラーの反射率が影響を受ける。第一の電極に付加された表面改質層(108)は電着が実質的に均一に行なわれるのに寄与し、それによって、ミラーの反射率を増大させるミラー層が得られる。第一の電極に正の電位(118)が負荷されると、付着している金属は第一の電極から溶解し、そして電解液から第二の電極の上に電着し、それによってミラーの反射率が減少する。
請求項(抜粋):
電磁放射線の反射を可逆的に制御するための電気化学ミラーであって、下記の要素を含むミラー: 放射線(122)に対して実質的に透過性の第一の電極(106); 第一の電極の上に配置された表面改質層(108); 第二の電極(110); 第一の電極と第二の電極の間に配置されていてこれらの電極と電気的に接触している電解液(112); 第一および第二の電極の上に電着し得る金属の多数のイオン(116)であって、これらのイオンは電解液の中に可溶性である;および 第一の電極と第二の電極のいずれかの上に付着した前記金属の多数の原子(114)、 上記の構成において、 第二の電極に対して第一の電極に負荷された負の電位(118)によって、付着している金属は第二の電極から電解液の中へ溶解し、そして電解液から第一の電極の上に電着し、また表面改質層は第一の電極の上に電着する金属の実質的に均一な核形成を促進し、そして 第二の電極に対して第一の電極に負荷された正の電位(118)によって、付着している金属は第一の電極から溶解し、そして電解液から第二の電極の上に電着し、 第一の電極の上に存在している付着した金属の量が、放射線に対するミラーの反射率に影響を与える。
IPC (4件):
G02F 1/17 ,  B60R 1/04 ,  E06B 5/00 ,  G02B 5/04
FI (4件):
G02F 1/17 ,  B60R 1/04 D ,  E06B 5/00 Z ,  G02B 5/04 A
Fターム (4件):
2E039AC00 ,  2E039AC02 ,  2H042DA01 ,  2H042DA12

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