特許
J-GLOBAL ID:200903025218997382

フラットケーブル用コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横井 俊之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-244693
公開番号(公開出願番号):特開平8-083651
出願日: 1994年09月12日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 スライド部材を傾き姿勢となる仮係止状態にするための引き出し操作においてその作業性と操作感を高める。【構成】 スライド部材30が仮係止方向(図の右方向)に移動すると、被誘導斜面38が誘導斜面28に接触して同面28に乗り上がり、その傾斜に案内されることによってスライド部材30が斜め右上がりに姿勢を傾ける。この間、スライド部材30の移動が停止することはないため、移動停止の反動で指がスライド部材30から外れる虞がなく、指先に引っ掛かり感を覚えることもない。また、スライド部材30を持ち替える必要もない。
請求項(抜粋):
挿入口からフラットケーブルが挿入されるキャビティが形成されたハウジングと、このハウジングに前記キャビティ内に臨むように装着された端子金具と、前記ハウジングに対して本係止位置と仮係止位置との間で変位可能なスライド部材とからなり、前記フラットケーブルを前記キャビティに挿入するときには前記スライド部材を仮係止位置に変位させて前記挿入口の外側で待機させると共に、前記スライド部材を本係止位置に変位させて前記キャビティに挿入することにより前記端子金具と前記フラットケーブルとを接触状態に保持するフラットケーブル用コネクタであって、前記ハウジングに前記フラットケーブルの挿入方向に対して斜め方向の誘導斜面を形成すると共に、前記スライド部材に仮係止位置側へ移動する間に前記誘導斜面と摺接する被誘導斜面を形成し、仮係止位置側へ移動する前記スライド部材がその被誘導斜面を前記誘導斜面に摺接させることにより前記挿入口に対して外側へ傾いた姿勢をとるように案内される構成としたことを特徴とするフラットケーブル用コネクタ。

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