特許
J-GLOBAL ID:200903025220597200

超音波流速測定装置及び超音波流速測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石戸 久子 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-324676
公開番号(公開出願番号):特開2001-141740
出願日: 1999年11月15日
公開日(公表日): 2001年05月25日
要約:
【要約】【課題】 管路の流速を測定する超音波流速測定装置において、エリアシングを回避する。【解決手段】 管壁近傍に設けられた超音波センサ18より管路内へ所定送信周波数ft及び送信繰り返し周期Tで超音波パルスを送出すると共に、送出後の超音波を受けて受信信号を出力し、該受信信号のサンプリングをサンプリング周期Tで行い、FFT24でフーリエ変換を行う。送信繰り返し周期Tを順次小さい方から大きい方へと変化させて、FFT24で求められる周波数が一巡した場合には、エリアシングが起きているので、一巡する周波数幅に対応する周波数分だけFFT24で求めた周波数に対して加算または減算する処理を行う。
請求項(抜粋):
管路を流れる流体の流速を測定するための超音波流速測定装置において、管壁近傍に設けられた超音波センサより管路内へ所定送信周波数ft及び送信繰り返し周期Tで超音波パルスを送出すると共に、送出後の超音波を受けて受信信号を出力する超音波送受信手段と、該超音波送受信手段からの受信信号を処理する信号処理手段とを備え、該信号処理手段は、前記繰り返し周期Tでサンプリングを行うサンプリング手段と、該サンプリング手段によってサンプリングされた信号のフーリエ変換を行いその周波数を求める周波数解析手段と、前記送信繰り返し周期Tを順次小さい方から大きい方へと変化させる繰り返し周期増加手段と、流速を求める流速演算手段とを備え、該流速演算手段は、i) 前記周波数解析手段で求められる周波数をドップラ周波数fdmとし、ii) または送信繰り返し周期Tの変化に応じて前記周波数解析手段で求められる周波数が一巡した場合には、一巡する前のドップラ周波数fdm-1に対して、周波数が一巡する周波数幅に対応する周波数分だけ実質的に加算する処理を行い該加算された周波数をドップラ周波数fdmとし、iii) 以降、前記周波数解析手段で求められる前回の周波数と今回の周波数との偏差を求め、前回のドップラ周波数fdm-1に対して、実質的に該偏差分加算または減算した周波数をドップラ周波数fdmとし、または、iv) 以降、周波数がさらに一巡した場合には、一巡する前のドップラ周波数fdm-1に対して、周波数が一巡する周波数幅に対応する周波数分だけ実質的に加算または減算する処理を行い該加算または減算された周波数をドップラ周波数fdmとし、前記i)ないしiv)のいずれかのドップラ周波数fdmから流速を求めることを特徴とする超音波流速測定装置。
IPC (2件):
G01P 5/00 ,  G01F 1/66 103
FI (2件):
G01P 5/00 C ,  G01F 1/66 103
Fターム (1件):
2F035DA13

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