特許

J-GLOBAL ID：200903025221955038

電動式パワーステアリング装置

発明者： 岡村 彰夫
出願人/特許権者： オムロン株式会社
代理人 (1件)： 鹿嶋 英實
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-323739
公開番号（公開出願番号）：特開平5-131947
出願日： 1991年11月11日
公開日（公表日）： 1993年05月28日
要約：

【要約】【目的】 高価な操舵角センサを用いず、既設のセンサを活用してハンドルの中立位置を検出する。【構成】 モータ電流値とモータ電圧値とを検出し、これらの検出値に基づいてモータの回転速度、回転加速度を演算する。そして、車速、操舵トルク、モータの回転速度および回転加速度を入力パラメータとし、所定のファジールールに従ってファジー推論を行い、操舵ハンドルの中立位置を推定する。そして、操舵ハンドルが中立位置附近にあると推定したとき、モータに回生ブレーキをかけたり、あるいは粘性制御を行って操舵性能向上、特に収斂性の向上を図る。したがって、ハンドルの中立位置検出に高価な操舵角センサなどの検出器が不要となる。

請求項（抜粋）：

操舵系に連結され、操舵補助トルクを発生するモータと、操舵系の操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、前記操舵トルク検出手段および車速検出手段の出力に基づいて前記モータを制御する制御値を演算する制御手段と、を備えた電動式パワーステアリング装置において、前記モータのモータ電流を検出する電流検出手段と、前記モータのモータ電圧を検出する電圧検出手段と、これらの電流検出手段および電圧検出手段によって検出されたモータ電流値とモータ電圧値とに基づいてモータの回転速度、回転加速度を演算する回転データ演算手段と、前記車速、操舵トルク、モータの回転速度および回転加速度を入力パラメータとして所定のファジールールに従ってファジー推論を行い、操舵ハンドルの中立位置を求める中立位置推定手段とを設け、前記制御手段は、中立位置推定手段の推定値に基づいて前記モータを制御する制御値を補正することを特徴とする電動式パワーステアリング装置。

IPC (8件)：

B62D 6/00 ,  B62D 5/04 ,  B62D101:00 ,  B62D107:00 ,  B62D117:00 ,  B62D119:00 ,  B62D127:00 ,  B62D137:00

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平3-125667
  
• 特開平3-176272
  
• 特開平3-178870
  
• 特開平2-290779