特許
J-GLOBAL ID:200903025231808610

滅菌可能な密封ガラス容器およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-208937
公開番号(公開出願番号):特開平8-119653
出願日: 1992年06月11日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 少なくとも1種のガスを溶解して含有する、血液ガス分析のためのキャリブラントもしくは標準流体を納めるための、滅菌可能な密封容器を提供する。【構成】 少なくとも1つの開口部16を有するガラス容器である。開口部16の寸法は、流体を出し入れするのに丁度よい大きさから、容器の最小面の大きさまでの範囲内にある。縁部18が開口部16の周辺に伸びている。バイアルは、内部に頭隙26を残すように、完全には満たされない。頭隙26は、液体に対して1から99体積パーセントの割合でバイアル内に存在する。バイアル10は、バイアルに接触した接着性ポリマーと外側の金属表面とからなる、空気に不透過性のシール20で密封する。バイアルを熱密封または誘導密封する前に、シールをバイアルに固定するために、キャップまたは化学カップリング剤などで固定する。バイアルは、適用目的に応じて任意の滅菌を行い得る。
請求項(抜粋):
少なくとも1種の溶解ガスを有する液体を収容するための、滅菌密封可能な容器であって、a)一端に少なくとも1つの開口部を有するガラス容器手段であって、該開口部の寸法が流体の出し入れに有効な大きさから、該容器の最小面の大きさまでの範囲であり、該開口部を取り巻いて縁部が伸び、該縁部の厚みは、該容器の壁厚から、該開口部を確保するために、容器の半径よりわずかに小さい厚みまでの範囲である、ガラス容器手段、b)空気に対して実質的に不透過性で、少なくとも2つの表面を有するシールであって、第一の表面は金属であり、第二の表面は接着性ポリマーであり、ガスの流出を実質的に抑えるように該開口部を覆うために、該シールの該第二表面が該容器の十分な表面積に接触している、シール、およびc)液体とガスとを含有する流体であって、該液体が少なくとも1種の既知量のガスを溶解して含有し、該容器を完全には満たさない量で該容器内に頭隙を残すように納められ、該液体の該頭隙に対する体積パーセントが約99から約1パーセント未満の範囲にある、流体、を含む、滅菌可能な密封容器。
IPC (6件):
C03B 23/18 ,  A61J 1/05 ,  B65D 41/20 ,  G01N 1/00 101 ,  G01N 1/10 ,  G01N 1/22
引用特許:
審査官引用 (15件)
  • 特開昭56-008056
  • 特開昭60-205232
  • 特開昭57-186159
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