特許
J-GLOBAL ID:200903025235615019

復調回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 凡雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-353585
公開番号(公開出願番号):特開平10-178458
出願日: 1996年12月17日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 周波数オフセットが大きくなって受信シンボル波中のオフセット成分が大きくなり、そのため受信シンボル波の波形が大幅に歪んで、周波数オフセットの影響除去機能が損なわれてしまうといったことがない復調回路を提供する。【解決手段】 フレーム同期検出回路14はフレーム同期信号を検出し、1のフレームに与えられる時間を周期として検出信号dをカウンタ回路15に与え、カウンタ回路15は上記時間を電圧制御発振器10からの発振信号Pで計数して計数値Nを誤差検出回路16に与える。誤差検出回路16は、予め記憶している基準計数値と、計数値Nの複数回分の移動平均との差を求め、この差に対応した電圧を制御電圧Vとして電圧制御発振器10に与え、発振信号Pの周波数を周波数オフセットがないときのものに近づけていく。
請求項(抜粋):
フレーム構成の送信信号が送信側のクロック信号に同期して送信され、かつ搬送波周波数偏移が後述の局部発振周波数信号の周波数偏移に比較して十分に少ないディジタル無線通信システムの受信機に用いられる復調回路において、後述の誤差検出回路からの出力を制御電圧として入力し、この制御電圧に対応する周波数の発振信号を送出する電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器からの発振信号を基準信号として入力し局部発振周波数信号を出力する周波数シンセサイザと、受信アンテナから送られてくる受信信号を上記周波数シンセサイザからの局部発振周波数信号を用いて検波して検波信号を送出する検波回路と、上記検波回路からの検波信号を入力して、これを判定して受信情報信号を得て、この受信情報信号を送出する判定回路と、上記判定回路からの受信情報信号を入力し、この受信情報信号内のフレーム同期信号を検出して、その検出のたびに検出信号を送出するフレーム同期検出回路と、前記電圧制御発振器からの発振信号を入力して、これを計数すると共に、上記フレーム同期検出回路から検出信号が送られてくるたびに、その時点の計数値を送出した上で、計数値を0に戻して上記計数動作を継続するカウンタ回路と、連続する2つの上記フレーム同期信号間を、周波数オフセットが発生していないときの前記電圧制御発振器の発振信号で、計数した計数値を基準計数値として予め記憶し、この基準計数値と上記カウンタ回路から送出されてきた計数値との差を求め、この差が0の場合は、その時点に前記電圧制御発振器に与えている制御電圧を保持し、他方、この差が0でない場合は、上記制御電圧を、上記の差を打消す方向に働くものに変える誤差検出回路とを備えることを特徴とする復調回路。
IPC (5件):
H04L 27/152 ,  H03D 1/22 ,  H04B 1/26 ,  H04L 7/00 ,  H04L 7/08
FI (5件):
H04L 27/14 E ,  H03D 1/22 A ,  H04B 1/26 H ,  H04L 7/00 F ,  H04L 7/08 Z

前のページに戻る