特許
J-GLOBAL ID:200903025237768564

加工性に優れた連続焼鈍冷延鋼板あるいは連続溶融亜鉛めつき冷延鋼板用熱延原板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 椎名 彊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-244259
公開番号(公開出願番号):特開平5-059442
出願日: 1991年08月30日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】 本発明は自動車部品等に使用される加工性に優れた連続焼鈍冷延鋼板あるいは連続溶融亜鉛めっき冷延鋼板用の熱延原板の高歩留製造方法を提供する。【構成】 Cを0.01〜0.020%、Mnを0.05〜0.15%、Pを0.015%以下、Sを0.004〜0.015%、Alを0.05〜0.15%、Nを0.0025%以下とした鋼を変態点以上で熱延し、630〜700°Cで巻取る際に巻緩みがないように巻取り、コイル端部の冷却速度が550°C以上の温度から7°C/分以下にする。尚、巻取開始後直ちにマンドレルを拡大して内周部をタイトに巻き締めてもよい。これにより、冷延・焼鈍後のコイル端部の平均r値の劣化代が0.2以下となり、高歩留生産が可能となる。
請求項(抜粋):
重量%でC :0.01〜0.020%Mn:0.05〜0.15%P :0.015%以下S :0.004〜0.015%酸可溶Al:0.05〜0.15%N :0.0025%以下を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼をスラブとした後、1250°C以下に加熱後又は加熱することなく直ちに熱間圧延を行ない、その際の圧延温度をAr3変態点以上とし、その後630〜700°Cで巻き取る際に、巻き緩みがないように巻取ることにより、先端部及び尾端部の巻取後の冷却速度を550°C以上の温度域から7°C/分以下にすることを特徴とする加工性に優れた連続焼鈍冷延鋼板、あるいは連続溶融亜鉛めっき冷延鋼板用熱延原板の高歩留まり製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06

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