特許
J-GLOBAL ID:200903025238587105

容量可変型斜板式圧縮機における斜板の貫通孔の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-016167
公開番号(公開出願番号):特開平11-257216
出願日: 1993年09月24日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】部品点数の削減と、軸短化とを実現可能な容量可変型斜板式圧縮機を製造すべく、貫通孔を容易に形成する。【解決手段】ドリル加工を中心線l1 に沿って行い、円孔を形成する。そして、円孔内に同径のエンドミルを挿入し、エンドミルを回転させながら、軸心Xと直角方向に延在し、軸心Xを挟んでヒンジ機構K、Kと対向する側の駆動軸6を超えて設定された枢軸中心Yを中心として、斜板11を中心線l2 まで回転する。
請求項(抜粋):
ハウジングにクランク室、吸入室、吐出室及びこれらと接続されたシリンダボアが区画形成されるとともに、該各シリンダボアにはそれぞれピストンが往復動可能に収容され、該ハウジングに支持された駆動軸には、前記クランク室内に位置するロータが同期回転可能に支持され、かつ該ロータとヒンジ機構を介して連結された斜板が貫通孔により傾角変位可能に嵌合され、該斜板と前記ピストンとの間には前記斜板の前後揺動運動を各該ピストンの往復動に変換する連結機構が介装され、前記クランク室内の圧力により前記斜板の傾角を制御して吐出容量を変化するように構成した容量可変型斜板式圧縮機における該斜板の該貫通孔の形成方法であって、前記斜板の前記貫通孔は、ドリル加工を第1の中心線に沿って行って円孔を形成し、該円孔内に同径のエンドミルを挿入し、エンドミルを回転させながら、軸心と直角方向に延在し、該軸心を挟んで前記ヒンジ機構と対向する側の前記駆動軸を超えて設定された枢軸中心を中心として、該斜板を第2の中心線まで回転することにより形成することを特徴とする容量可変型斜板式圧縮機における貫通孔の形成方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-205470

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