特許
J-GLOBAL ID:200903025241210772

電子レンジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-158315
公開番号(公開出願番号):特開平5-013162
出願日: 1991年06月28日
公開日(公表日): 1993年01月22日
要約:
【要約】【目的】 容易に能動的にオーブンインピーダンスを調整する。【構成】 電界センサ7は食品負荷20から反射されてくるマイクロ波の強度を検出する。サーボモータ8は、その回転によって柱状部材9の上端9cを移動させて側壁6の中央部6aを水平方向に移動させる。制御部は、サーボモータ8に対して指令信号を出力して柱状部材9の上端9aを位置(A)と位置(B)との間で往復させ、電界センサ7によって検出されたマイクロ波の強度が極小になる時点までの上端9aの移動時間を予め求める。そして、求めた移動時間だけサーボモータ8を駆動させて、能動的にオーブンインピーダンスを調整する。その際に、オーブン庫5の内壁に可動部がないのでマイクロ波リーク対策やマイクロ波アーク対策を必要とせず、容易にオーブンインピーダンスを調整できる。
請求項(抜粋):
オーブン庫の内壁を構成すると共に、周端が上記オーブン庫に固定される一方中央部は外力によって移動可能な壁と、外部からの指令信号に基づいて、上記壁の中央部を壁面に対して垂直方向に移動させる壁移動手段と、上記オーブン庫内に収納された負荷によって反射されたマイクロ波の強度を検出するセンサと、負荷に対する加熱処理が開始されると、上記壁の中央部を所定位置から所定距離だけ移動させる指令信号を上記壁移動手段に出力し、上記センサによって検出されたマイクロ波の強度に基づいて、上記壁の中央部が上記所定距離だけ移動する間において上記負荷によって反射されたマイクロ波の強度が最小となる時点における上記壁の中央部の移動距離を求める最適壁位置検出手段と、上記最適壁位置検出手段によって求められた上記移動距離だけ上記壁の中央部を上記所定位置から移動させる指令信号を上記壁移動手段に出力して、上記負荷によって反射されるマイクロ波の強度が最小値になるように上記壁の位置を設定してオーブンインピーダンスを最適に設定するオーブンインピーダンス設定手段を備えたことを特徴とする電子レンジ。
IPC (3件):
H05B 6/64 ,  H05B 6/68 310 ,  H05B 6/74

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