特許
J-GLOBAL ID:200903025244587109

プラズマデイスプレイパネル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内原 晋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-197563
公開番号(公開出願番号):特開平5-041166
出願日: 1991年08月07日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】【目的】面放電形PDPに於いて、電極エッジ部の電界集中を軽減し長寿命化を図ると共に、動作の安定化を図る。【構成】走査電極2と維持電極3とを、各々のパターン幅よりも広いパターン幅を有するRuO2 膜10上に形成し、これら全体を誘電体膜6にて被覆することによって、RuO2 膜の有する抵抗と、走査および維持電極上の誘電体膜厚に対してRuO2 膜10のエッジ部に於ける誘電体膜を厚くすることによって、エッジ部の電流集中を軽減する。一方、書き込み電極を放電空間内に露出させることによって、書き込み機構としてイオン注入モードを提案することにより、極めて動作の安定した信頼性の高いPDPを実現することができた。
請求項(抜粋):
第1の基板上に互いに対を成す平行なY電極群(走査電極と維持電極とで対を成す)を設け、第2の基板上に互いに平行なX電極群(書き込み電極群)を設け、前記Y電極群と前記X電極群とが互いに直交するように、前記第1の基板と前記第2の基板とを相対向させ、所定の間隙を保って気密封止し、内部に放電可能な気体を封入して成る、一画素を三電極にて構成したプラズマディスプレイパネルにおいて、第1の基板上に互いに平行なRuO2 膜を設け、このRuO2 膜上にRuO2 膜のパターン幅より細いパターン幅を有する前記Y電極群を形成し、前記RuO2 膜と前記Y電極群とを含む全体を誘電体膜にて被覆し、更にこの誘電体膜全体をMgO層にて被覆した第1の基板と、第2の基板上に形成した前記X電極上に、該X電極群と前記Y電極群の一方の電極である走査電極群とが相対向する部位を除いて蛍光体層を形成した第2の基板とを相対向させて形成したことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
IPC (2件):
H01J 11/02 ,  H01J 11/00

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