特許

J-GLOBAL ID：200903025246594757

ポリエステル複合糸条

発明者： 藤田 隆嘉 ,  馬場 克己
出願人/特許権者： 東洋紡績株式会社
代理人 (1件)： 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-323561
公開番号（公開出願番号）：特開平7-173733
出願日： 1993年12月22日
公開日（公表日）： 1995年07月11日
要約：

【要約】【目的】 適度なシャリ感、ドライ感、自然でナチュラルな外観、およびソフトでエアリー感に優れ、スムースな薄起毛調の風合いを合わせ持つ高級感の有る新規なポリエステル複合糸条を提供する。【構成】 下記の糸物性のポリエステルマルチフィラメントA 10〜80%(デニール比率)と、ポリエステル糸条B 90〜20%(デニール比率)とから主として構成され、かつ交絡度20〜100コ/mおよび/または撚係数≧1000で加撚されているポリエステル複合糸条。マルチフィラメントA:各単糸の繊度平均≦3デニール、SHW:-2〜3%、SHD:-15〜0%、SHW>SHD、かつ、破断伸度≧50%;糸条B:破断強度≧2.5g/d、糸の太さ斑≧30%、撚係数≧5000、SHW:0〜50%、かつ、SHD:3〜60%。

請求項（抜粋）：

下記の糸物性をそれぞれ有するポリエステルマルチフィラメントA 10〜80%(デニール比率)と、ポリエステル糸条B 90〜20%(デニール比率)とから主として構成され、かつ交絡度20〜100コ/mおよび撚係数≧1000のうちの少なくとも一方を満たすように加撚されているポリエステル複合糸条であって、該複合糸条を製編織し、染色、セット処理を施すことにより、織編物表面にマルチフィラメントAが複層ループを形成して突出し、かつ自然な斑感を呈することを特徴とするポリエステル複合条糸。ポリエステルマルチフィラメントA:該マルチフィラメントAを構成する各単糸の繊度平均:3デニール以下、SHW(A):-2〜3%、SHD(A):-15〜0%、SHW(A)>SHD(A)、かつ、破断伸度DE(%):50%以上 ;ポリエステル糸条B:破断強度:2.5g/d以上、糸の太さ斑UR(%):30%以上、撚係数≧5000で加撚されており、SHW(B):0〜50%、かつ、SHD(B):3〜60% ;ここで、SHWは、100°Cにおける熱水収縮率(%)であり、SHDは、160°Cにおける乾熱収縮率(%)である。

IPC (7件)：

D02G 3/22 ,  D02G 3/04 ,  D02G 3/26 ,  D01F 6/62 302 ,  D01F 6/62 303 ,  D01F 6/62 ,  D03D 15/00