特許

J-GLOBAL ID：200903025251059975

圧力容器の製造方法および圧力容器用補強部材の製造方法

発明者： 宮 川 清 ,  宮 下 雅 頼
出願人/特許権者： 日産自動車株式会社
代理人 (1件)： 小塩 豊
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-192830
公開番号（公開出願番号）：特開平11-036986
出願日： 1997年07月17日
公開日（公表日）： 1999年02月09日
要約：

【要約】【課題】 中央に開口部を有する略半球状のドーム部を備え且つ開口部と同心円状に環状の補強部材を設けたFRP製の圧力容器を製造するに際し、従来にあっては、繊維が補強部材の端部で屈曲した状態となり、これにより強度が低下する恐れがあるという問題があった。【解決手段】 圧力容器(モータケース1)の内側形状に対応するマンドレルに繊維層を形成すると共に、少なくとも大径側の端部を外向きのテーパ面9aとした補強部材9を形成し、繊維層の表面に補強部材9を重ね合わせたのち、繊維層および補強部材9の表面にさらに繊維層を形成する圧力容器の製造方法とすることにより、補強部材9の端部上を通る繊維が屈曲しないようにし、繊維配向の乱れによる強度の低下を防止した。

請求項（抜粋）：

中央に開口部を有する略半球状のドーム部を備え且つ開口部と同心円状に環状の補強部材を設けたFRP製の圧力容器を製造するに際し、圧力容器の内側形状に対応するマンドレルに繊維層を形成すると共に、少なくとも大径側の端部を外向きのテーパ面とした補強部材を形成し、繊維層の表面に補強部材を重ね合わせたのち、繊維層および補強部材の表面にさらに繊維層を形成することを特徴とする圧力容器の製造方法。

IPC (6件)：

F02K 9/34 ,  B29C 70/06 ,  B32B 5/00 ,  F16J 12/00 ,  B29K105:08 ,  B29L 22:00

FI (5件)：

F02K 9/34 ,  B32B 5/00 A ,  F16J 12/00 A ,  B29C 67/14 G ,  B29C 67/14 U

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平3-057869
  
• 内圧容器及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-343537   出願人：株式会社有沢製作所
• 特開昭59-054757
  
• 特開平1-249325