特許

J-GLOBAL ID：200903025253945638

吸収式冷暖房装置

発明者： 井上 修行 ,  入江 智芳
出願人/特許権者： 株式会社荏原製作所
代理人 (1件)： 吉嶺 桂 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-202845
公開番号（公開出願番号）：特開2000-018758
出願日： 1998年07月03日
公開日（公表日）： 2000年01月18日
要約：

【要約】【課題】 簡略な装置で温水等の低ポテンシャルエネルギを暖房用に有効利用できる吸収式冷暖房装置を提供する。【解決手段】 高ポテンシャルエネルギを、高温再生器GHに導入して、溶液を加熱濃縮し、低ポテンシャルエネルギを、冷房時に、希溶液用温水熱交換器XWに導いて希溶液を加熱し、高ポテンシャルエネルギの消費量を減少させるように構成した吸収式冷暖房装置において、暖房運転時に低ポテンシャルエネルギと蒸発器Eに出入りする冷温水とを熱交換するための暖房用温水熱交換器XYを設け、冷温水が該暖房用温水熱交換器XYと蒸発器Eとをパラレル又はシリーズに流れるように接続し、低ポテンシャルエネルギは、該暖房用温水熱交換器XYと前記希溶液用温水熱交換器XWとをシリーズ又はパラレルに流れるように接続すると共に、該暖房用温水熱交換器XYを冷房時に冷温水系15から切離す切換弁19を設けたものである。

請求項（抜粋）：

吸収器、低温再生器、高温再生器、凝縮器、蒸発器、低温溶液熱交換器、高温溶液熱交換器、希溶液用温水熱交換器、溶液ポンプ、冷媒ポンプ及びこれらの機器を接続する溶液流路と冷媒流路とを備え、高ポテンシャルエネルギを、高温再生器に導入して、溶液を加熱濃縮し、低ポテンシャルエネルギを、冷房時に、希溶液用温水熱交換器に導いて希溶液を加熱し、高ポテンシャルエネルギの消費量を減少させるように構成した吸収式冷暖房装置において、暖房運転時に低ポテンシャルエネルギと蒸発器に出入りする冷温水とを熱交換するための暖房用温水熱交換器を設け、冷温水が該暖房用温水熱交換器と蒸発器とをパラレルに流れるように接続し、低ポテンシャルエネルギは、該暖房用温水熱交換器と前記希溶液用温水熱交換器とをシリーズに流れるように接続すると共に、該暖房用温水熱交換器に接続する冷温水系には冷房時に閉止し、暖房時に開とする弁を設けたことを特徴とする吸収式冷暖房装置。

Fターム (8件)：

3L093AA05 ,  3L093BB11 ,  3L093BB16 ,  3L093BB26 ,  3L093BB31 ,  3L093BB32 ,  3L093BB42 ,  3L093BB44