特許
J-GLOBAL ID:200903025254313783

筒状部材内周面のめっき方法及びマスキング部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-129375
公開番号(公開出願番号):特開2000-328287
出願日: 1999年05月11日
公開日(公表日): 2000年11月28日
要約:
【要約】【課題】 筒状部材の内周面に部分めっきを施す際に、生産性を損なうことなく、気泡によるめっき不良を防止できるようにする。【解決手段】 めっき処理時に、予め、導入パイプ13の大径部13b(めっき不要部分)内にマスキング部材15を圧入して大径部13bの内周面全体をマスキングする。このマスキング部材15は、空気逃し孔16を形成する中心筒17と、中心筒17の外周部に被覆されたゴム材18とから構成し、中心筒16は、めっき液に対する濡れ性が良い材料(例えばステンレス鋼、貴金属類等)で形成する。そして、導入パイプ13の内周面のうちのマスキングされていない部分(小径部13aの内周面)に電解Auめっき法でAuめっき14を施す。この際、導入パイプ13の小径部13a内の気泡は、マスキング部材15の空気逃し孔16を通って外部に流れ出し、気泡によるめっき不良が防止される。
請求項(抜粋):
筒状部材の内径部にマスキング部材を嵌合して、該筒状部材の内周面のめっき不要部分を該マスキング部材でマスキングした後、該筒状部材の内周面の露出部分にめっきを施す方法において、前記マスキング部材には、めっき液に対する濡れ性の良い空気逃がし孔が軸方向に貫通するように形成されていることを特徴とする筒状部材内周面のめっき方法。
Fターム (9件):
4K024AA11 ,  4K024AB01 ,  4K024AB08 ,  4K024BB09 ,  4K024BB21 ,  4K024BB28 ,  4K024BC05 ,  4K024FA17 ,  4K024GA16

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