特許
J-GLOBAL ID:200903025255746993

可変容量形ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-253984
公開番号(公開出願番号):特開平11-093861
出願日: 1997年09月18日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】 ポンプ構造の構成部品点数や加工工数を削減し加工性、組立性を向上させコスト低減を図り、ポンプの小型、軽量化を達成する。【解決手段】 ベーン33aを有するロータ33に嵌装されて外周面との間にポンプ室36を形成するカムリング34を、軸線方向に沿って配置させた揺動ピン35を支点として揺動可能に支持するカムケース23を中間ボディとして備える。このカムケースの軸線方向の両端側にポンプボディを構成するとともにロータの回転軸40を軸支するフロントボディ21およびリアボディ22を配置する。カムリングを揺動させる第1および第2の流体圧室38,39のうち、第2の流体圧室側に設けられカムリングをポンプ室容積が最大となる方向に付勢する付勢手段としてのコイルばね37をカムケースの外表面から穿設した孔部94内に設けるとともに、この孔部にポンプ吐出側の圧油の吐出口59を形成する吐出側コネクタ95を設ける。
請求項(抜粋):
ベーンを有するロータを一側寄りに片寄らせた状態でこのロータとの間にポンプ室を形成するカムリングと、このカムリングの周囲に嵌装されカムリングの外周面の周方向の一部に軸線方向に沿って配置した揺動ピンを支点として前記ポンプ室の容積が変動するように揺動可能に支持するカムケースと、このカムケースの軸線方向の両端側に配置されてポンプボディを構成するフロントボディおよびリアボディと、これら両ボディに軸支されることにより前記ロータを回転させる回転軸と、前記カムリングとカムケース内のカムリング収納空間との間に前記揺動ピンを挾んだ両側に形成され、ポンプ室からの吐出流量に対応して変化する流体圧によってカムリングを揺動させる第1および第2の流体圧室と、前記カムケース内で第2の流体圧室側に設けられ前記カムリングを前記ポンプ室の容積が最大となる方向に付勢する付勢手段とを備え、この付勢手段を構成するコイルばねの一端をポンプボディの外表面から螺合した吐出側コネクタで保持させ、この吐出側コネクタにポンプ吐出側の吐出口を形成したことを特徴とする可変容量形ポンプ。
IPC (2件):
F04C 15/04 321 ,  F04C 2/344 331
FI (2件):
F04C 15/04 321 F ,  F04C 2/344 331 J

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