特許
J-GLOBAL ID:200903025271107860

多チャネルエコー除去方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-248025
公開番号(公開出願番号):特開2000-078061
出願日: 1998年09月02日
公開日(公表日): 2000年03月14日
要約:
【要約】【課題】 適応フィルタの係数値がエコーパスのインパルス応答によって一意に定められる正しい値に収束し、音質も良好で、収束時間の短い多チャネルエコー除去方法及び装置を提供する。【解決手段】 振幅処理回路607で受信信号2を非線形処理して得られた非線形処理信号を、遅延処理回路300によってさらに遅延処理して得られる遅延処理信号と非線形処理信号を時間多重した信号を、受信信号2の代りに使用する。従って、あるときは非線形処理信号を入力信号として適応フィルタ122、124が動作し、あるときは受信信号2を非線形処理してから遅延処理した遅延処理信号を入力信号として適応フィルタ122、124が動作することになり、受信信号2だけを入力信号として用いた場合の2倍の数の条件式を用いて適応フィルタ係数を求めることができる。
請求項(抜粋):
複数の受信信号と単数または複数の送信信号を有するシステムにおいて、前記複数の受信信号が空間音響経路を伝搬することによって、あるいは回線で漏話すること等によって生じる複数のエコーと前記送信信号が混在する混在信号から、前記複数の受信信号を入力とする複数の適応フィルタによって生成された前記複数のエコーに対応したレプリカを差し引くことによってエコーを除去する際に、前記複数の受信信号を非線形処理した非線形処理信号のうち一つを選択して非線形選択受信信号とし、該非線形選択受信信号をフィルタ処理して処理信号を発生し、前記非線形選択受信信号と前記処理信号を時間多重して新たな受信信号とし、該新たな受信信号を前記選択された受信信号の代りに対応する適応フィルタに入力し、他のすべての非線形処理信号をそれぞれ対応する適応フィルタに入力して前記複数のレプリカを生成することを特徴とする多チャネルエコー除去方法。
IPC (3件):
H04B 3/23 ,  H03H 21/00 ,  H04M 1/60
FI (3件):
H04B 3/23 ,  H03H 21/00 ,  H04M 1/60 C
Fターム (19件):
5J023DA02 ,  5J023DC01 ,  5J023DC04 ,  5J023DC06 ,  5J023DC07 ,  5J023DD05 ,  5K027DD10 ,  5K046AA01 ,  5K046DD20 ,  5K046HH02 ,  5K046HH12 ,  5K046HH24 ,  5K046HH31 ,  5K046HH55 ,  5K046HH58 ,  5K046HH59 ,  5K046HH60 ,  5K046HH78 ,  5K046HH79
引用特許:
出願人引用 (3件)

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