特許
J-GLOBAL ID:200903025280512409

光透過性光学用材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-211364
公開番号(公開出願番号):特開2001-042269
出願日: 1999年07月26日
公開日(公表日): 2001年02月16日
要約:
【要約】【課題】1)(透明性が良く、高屈折率な光学用材料)、2)(透明性が良く、光反射率の低い光学用材料)、3)(透明性が良く、紫外線透過率の低い光学用材料)を提供する事にある。【解決手段】1)500nm波長光に対する屈折率が1.62〜3.1である微粒子が結合剤中に分散され、該微粒子が水溶性高分子の0.10〜20.0重量%水溶液中で金属エステルまたは金属塩の加水分解過程またはその縮合過程を経て形成され、ハロゲン化銀粒子を含まない光学用材料。2)該屈折率が1.0〜1.40である微粒子が分子間架橋された有機高分子結合剤中に分散され、ハロゲン化銀粒子を含まない光学用材料。3)該1)の光学用材料の紫外光透過率(透過紫外光光量/入射した紫外光光量)が0.0〜0.90である光学用材料。
請求項(抜粋):
重量平均分子量が103 〜3×106 である有機高分子または無機ガラスから成る結合剤中に球相当直径(nm)〔粒子と等体積の球の直径で表わした値〕が0.10〜300で500nm波長光に対する屈折率が1.62〜3.1である微粒子が分散された光透過性光学用材料であり、その500〜600nm波長光に対する平行光濃度〔=-log(透過平行光量/入射平行光量)〕が0.0〜1.0であり、該微粒子の体積含率(該微粒子が占める総体積/該材料の総体積)が0.05〜0.98であり、該材料がハロゲン化銀粒子を実質的に含まない非感光性材料であり、該微粒子が下記(a) 項記載の元素の1種以上の酸化物または含水酸化物であり、該材料の該波長光に対する屈折率が該微粒子が存在しない場合の屈折率よりも0.05〜0.80だけ高い事、該微粒子が水溶性高分子を重量%で0.10〜20.0含有する水溶液中で金属エステルまたは金属塩の加水分解過程またはその縮合過程を経て形成された事を特徴とする光透過性光学用材料。(a)長周期型元素周期表において原子番号5〜92であり、第16〜第18族元素を除く元素。
Fターム (2件):
2H006BB05 ,  2H006BB06
引用特許:
審査官引用 (2件)

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