特許
J-GLOBAL ID:200903025286312720

遷移金属化合物、それを用いた重合用触媒及び該重合 用触媒を用いた重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 東平 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-342263
公開番号(公開出願番号):特開平10-182714
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 高活性にて、エチレン性不飽和結合含有化合物重合体、特に高度のシンジオタクチック構造を有するスチレン系重合体を高活性で製造する方法の開発。【解決手段】(i)(A)一般式 RMXa-1 Lb 〔式中、Rはヘキサヒドロアズレニル基類を示す。Mは遷移金属、Xはσ配位子を示し、複数のXはたがいに同一でも異なっていてもよく、また、互いに任意の基を介して結合していてもよい。Lはルイス塩基、aはMの価数、bは0,1又は2を示し、Lが複数の場合、各Lは互いに同一でも異なっていてもよい。〕で表される遷移金属化合物。(ii) (A)該遷移金属化合物と、(B)(イ)酸素含有化合物及び/又は(ロ)遷移金属化合物と反応してイオン性の錯体を形成しうる化合物と、必要に応じて用いられる(C)アルキル化剤からなるエチレン性不飽和結合含有化合物の重合用触媒。(iii) 該触媒を用いるエチレン性不飽和結合含有化合物重合体、特に高度のシンジオタクチック構造を有するスチレン系重合体の製造方法。
請求項(抜粋):
一般式(I)RMXa-1 Lb ・・・(I)〔式中、Rは下記一般式(II)で表されるヘキサヒドロアズレニル基類を示す。Mは遷移金属、Xはσ配位子を示し、複数のXはたがいに同一でも異なっていてもよく、また、互いに任意の基を介して結合していてもよい。Lはルイス塩基、aはMの価数、bは0,1又は2を示し、Lが複数の場合、各Lは互いに同一でも異なっていてもよい。〕で表されることを特徴とする遷移金属化合物。【化1】〔式中、R1 は、水素原子,ハロゲン原子,炭素数1〜20の脂肪族炭化水素基,炭素数6〜20の芳香族炭化水素基,炭素数1〜20のアルコキシ基,炭素数6〜20のアリーロキシ基,又はアルキルシリル基を示し、それぞれ同一でも異なっていてもよい。〕
IPC (2件):
C08F 4/64 ,  C08F 12/08
FI (2件):
C08F 4/64 ,  C08F 12/08

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