特許
J-GLOBAL ID:200903025293307618

オレフィン(共)重合用触媒およびオレフィン(共)重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-042738
公開番号(公開出願番号):特開平11-310609
出願日: 1999年02月22日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 高い重合活性、高分子量且つ分子量分布の狭いオレフィン(共)重合体を製造し得るオレフィン(共)重合用の触媒、それを用いたオレフィン(共)重合体の製造方法【解決手段】 オレフィン(共)重合用触媒を、下記一般式(I)または(II)に表される遷移金属化合物およびアルミノキサンが微粒子状担体に担持されてなる担持型触媒とする。また、この触媒と有機アルミニウム化合物の存在下にオレフィンを(共)重合させて、オレフィン(共)重合体を製造する。〔η-C5R15、η-C5R24、η-C5R55、η-C5R65、η-C5R74、η-C5R84およびη-C5R95は、置換シクロペンタジエニル基、η-C9R46は、置換インデニル基、R3は炭化水素、Bは、ケイ素を含有する架橋基、M1およびM2は、チタン、ジルコニウムおよびハフニウムX1、X2はハロゲン等〕
請求項(抜粋):
下記一般式(I)または(II)に表される遷移金属化合物およびアルミノキサンが微粒子状担体に担持されてなるオレフィン(共)重合用触媒。【化1】【化2】〔式(I)、(II)中、η-C5R15、η-C5R24、η-C5R55、η-C5R65、η-C5R74、η-C5R84、η-C5R95は、置換シクロペンタジエニル基を示し、各R1、R2、R5、R6、R7、R8、R9は互いに独立して、水素、または、炭素数1〜20のケイ素を含有してもよい炭化水素基を示し、すべてのR1、R2、R5、R6、R7、R8、R9は、同一でも異なっていても良い。また、R1、R2、R5、R6、R7、R8、R9においては、隣接した2つのR1、R2、R5、R6、R7、R8、R9同士が結合し、その結果シクロペンタジエニル環の周りにケイ素を含有してもよい炭化水素環を、1つ以上形成していても良い。式(I)中、η-C9R46は、置換インデニル基を示し、R4は、水素、または、炭素数1〜20のケイ素を含有してもよい炭化水素基を示し、すべてのR4は、同一でも異なっていても良い。また、R4においては、隣接した2つのR4同士が結合し、その結果インデニル環の周りにケイ素を含有してもよい炭化水素環を1つ以上形成していても良い。また、SiR32は架橋基であり、R3は炭素数1〜20の炭化水素である。式(II)中、Bは、ケイ素を含有する炭化水素で構成される架橋基であり、その主鎖は少なくとも1個のケイ素を含有し、鎖長は2〜20である。また、式(I)および(II)においてM1およびM2は、それぞれ、チタン、ジルコニウムおよびハフニウムからなる群より選ばれる遷移金属を示す。さらに、式(I)においてX1およびX2は互いに独立して、式(II)においてX3およびX4は互いに独立して、水素、ハロゲンまたは炭素数1〜20の炭化水素基を示す。〕
IPC (2件):
C08F 4/642 ,  C08F210/02
FI (2件):
C08F 4/642 ,  C08F210/02

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