特許
J-GLOBAL ID:200903025294948412

指向性制御アンテナ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-226345
公開番号(公開出願番号):特開平10-070502
出願日: 1996年08月28日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】【課題】 移動体通信の基地局が、自エリア内に存在する移動局の数、位置を推定した後に、アンテナ指向性ビームを推定結果方向へ向けて交信を行うことにより、少ない送信出力、通信チャネルの利用効率の良い指向性アンテナ装置を提供することを目的とする。【解決手段】 アレーアンテナ11で受信した移動局からの信号は、周波数変換手段14により中間周波数またはベースバンド周波数の信号に変換され、到来方向推定手段12はこの信号を用いて移動局の存在する方向を推定する。アンテナ指向性制御手段13は、中間周波数またはベースバンド周波数の信号の振幅位相を変化させ、到来方向の推定結果の方向にアンテナの指向性ビームを向け、移動局と交信することにより、少ない送信電力で交信することができる。
請求項(抜粋):
基地局に自エリア内の移動局に対して電波の送信受信を行うアレーアンテナと、前記アレーアンテナの受信信号を中間周波数またはベースバンド周波数に変換し前記中間周波数または前記ベースバンド周波数の送信信号を送信周波数に変換する周波数変換手段と、前記周波数変換手段の出力信号を用いて前記移動局からの電波の到来方向を推定することにより前記移動局が存在する方向およびエリア内の前記移動局の局数を推定する到来方向推定手段と、前記アレーアンテナの各素子の送信信号または受信信号の位相振幅を変化させることにより前記到来方向推定手段が推定した前記移動局の方向に前記アレーアンテナの指向性ビームのピーク方向を向けるアンテナ指向性制御手段とを備え、前記アンテナ指向性制御手段が形成する同じ指向性ビームで前記移動局からの受信と前記移動局への送信を時分割で行うことを特徴とする指向性制御アンテナ装置。
IPC (4件):
H04B 7/26 ,  H01Q 3/26 ,  H01Q 21/08 ,  H04Q 7/34
FI (4件):
H04B 7/26 B ,  H01Q 3/26 Z ,  H01Q 21/08 ,  H04B 7/26 106 B
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 無線通信システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-278793   出願人:アルカテル・エヌ・ブイ

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