特許
J-GLOBAL ID:200903025296067634

排熱利用発電プラントの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 紋田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-057227
公開番号(公開出願番号):特開平5-222906
出願日: 1992年02月12日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、熱水量や温度等の変動があっても発電出力にその影響を与えないようにした制御装置を得ることを目的としている。【構成】 本発明は、蒸発器5の入口出口熱水温度の偏差および予熱器7,8の入口出口媒体温度の偏差を先行的に加味して発電出力が電力設定値になるように熱水流量を制御する手段と、蒸発器5の入口と出口熱水温度の偏差および予熱器7,8の入口出口媒体温度の偏差を先行的に加味して蒸発器5の出口圧力がその設定値になるように媒体流量を制御する手段と、蒸発器5の入口出口熱水温度の偏差を先行的に加味して媒体タービンの入口圧力がその設定値になるように媒体バイパス流量を制御する手段と、媒体タービン出口の排ガス温度と凝縮器23側の媒体タンク内温度との偏差および冷却系統の冷却塔内温度と凝縮器の出口冷却水温度との偏差を加味し冷却水温度がその設定値になるように冷却水流量を制御する手段とを備えている。
請求項(抜粋):
高温熱水を地下の熱水層から汲み上げ低沸点の媒体を蒸発させる蒸発器および前記媒体を予熱する予熱器に供給し前記媒体と熱交換させ還元井に戻す熱水系統と、前記媒体を媒体タンクから前記予熱器および前記蒸発器に供給し前記高温熱水と熱交換させそこで発生した媒体の蒸発ガスを媒体タービンに供給して発電し発電し終えた排ガスは凝縮器に導き冷却水で低温にした媒体を前記媒体タンクに回収する媒体系統と、前記凝縮器で前記媒体タービンの排ガスと熱交換する冷却水を冷却塔から供給する冷却系統とからなる排熱利用発電プラントの制御装置において、前記蒸発器の入口熱水温度と出口熱水温度との偏差および前記予熱器の入口媒体温度と出口媒体温度との偏差を先行的に加味して発電出力が予め定めた電力設定値になるように熱水流量を制御する電力負荷制御手段と、前記蒸発器の入口熱水温度と出口熱水温度との偏差および前記予熱器の入口媒体温度と出口媒体温度との偏差を先行的に加味して前記蒸発器の出口圧力が予め定めた出口圧力設定値になるように媒体流量を制御する蒸発器出口圧力制御手段と、前記蒸発器の入口熱水温度と出口熱水温度との偏差を先行的に加味して前記媒体タービンの入口圧力が予め定めた入口圧力設定値になるように媒体バイパス流量を制御するタービン入口圧力制御手段と、前記媒体タービン出口の排ガス温度と前記凝縮器側の前記媒体タンク内温度との偏差および前記冷却系統の前記冷却塔内温度と前記凝縮器の出口冷却水温度との偏差を加味し冷却水温度がその設定値になるように冷却水流量を制御する冷却水温度制御手段とを備えたことを特徴とする排熱利用発電プラントの制御装置。
IPC (5件):
F01K 25/10 ,  F01D 17/00 ,  F01D 19/00 ,  F01K 21/00 ,  F03G 4/00 521

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