特許
J-GLOBAL ID:200903025297162584

射出成形品の良否判定方法とこの方法を使用した射出成形システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-198547
公開番号(公開出願番号):特開平7-052207
出願日: 1993年08月10日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【目的】 成形品の寸法精度との相関関係が深いキャビティ内の樹脂量や樹脂圧に関する直接的なデータを得て、成形品の良否判定の精度を向上する。【構成】 樹脂材料が供給されるシリンダ7内に、樹脂材料に加圧してこれを金型2,3のキャビティ6内ヘ注入可能なスクリュー9を配設する。スクリュー9は射出シリンダにより進退駆動され、樹脂をキャビティに注入しスクリュー9が第1の圧力でシリンダ7内を前進して前進不能になる第1の位置(検出値x)と、スクリュー9が第1の圧力よりも低い第2の圧力に減圧されることにより後退して停止する第2の位置(検出値y)とをエンコーダで検出する。両位置間の距離は、成形品の寸法精度との相関関係が深いキャビティ内の樹脂材料の圧縮量を示すので、この変動値が所定の範囲内であるか否かを判定手段で判断して成形品の良否判定を行ない、正常な場合は成形品取出装置によって良品収容手段に、異常な場合は不良品収容手段にそれぞれ区分けして収容する。
請求項(抜粋):
加圧部材を用いてシリンダ内の樹脂材料を加圧し、これを金型のキャビティ内ヘ進入させて成形品を得る射出成形機を用い、第1の圧力にて上記加圧部材を加圧して上記加圧部材をシリンダ内を前進させたときに前進不能になる第1の位置と、上記第1の位置にある上記加圧部材に加える圧力を緩めて上記第1の圧力よりも低い第2の圧力としたときに上記加圧部材が後退して停止する第2の位置とを検出し、この検出情報によって成形品が正常であるか否かを判定することを特徴とする射出成形品の良否判定方法。
IPC (3件):
B29C 45/46 ,  B29C 45/17 ,  B29C 45/76

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