特許
J-GLOBAL ID:200903025302853485

構造化充填物組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-590774
公開番号(公開出願番号):特表2003-523815
出願日: 1999年12月13日
公開日(公表日): 2003年08月12日
要約:
【要約】物質交換又はエネルギ交換方法に用いられる構造化充填物が、互いに平行に位置した平らなシート(10,10′,10′′)から成る集成体を用い、これらシート相互間には流路が形成されている。多数のタブ(12,14)がシートの隣り合う対の間に延びて流路の橋渡し部と、充填物の構造剛性が得られるようにするスペーサーとの両方を形成している。タブの中には、主として、いわゆるチャネリングを防止するために所与のシートの表面全体にわたって差し向けるのに役立つものがあれば、主として隣り合うシート相互間の流体移動を促進するよう配置されるものがある。各シートの両側相互間の流体連通は、タブの打抜きにより得られるスロット(16)により容易になる。好ましくは、タブ又はシート全体は更に、タブの下方に向いた部分の流体による濡れを容易にするよう孔が設けられ、それにより充填物上に生じる「乾燥域」を減少させる。
請求項(抜粋):
第1の流体と第2の流体の接触性を高める構造化充填物組立体であって、前記第1の流体は、前記充填物組立体を通過する際、全体として下向きの流れ方向を有し、充填物組立体は、流体を通過させる全体として平らな流路を形成するよう全体として互いに平行に配置された複数の並置状態の全体として平らなシートと、前記流路の各々の中に設けられた複数の突起とを有し、前記突起は、少なくとも1つの流体を広げる突起と、複数の間隔を保持する突起とから成り、少なくとも1つの流体を広げる突起は、一シートから隣のシートに向かって、前記隣のシートに接触しないで斜め下へ延びていて、前記一シートに沿って流れる前記第1の流体を前記隣のシートに向かって差し向けるようになっており、間隔を保持する突起は、該突起による前記第1の流体の滞流又は取込みを最小限に抑えるようシートに対してほぼ真っ直ぐな角度方向をなすと共に水平線に対して角度をなして橋渡し関係で隣り合うシート相互間に延びていることを特徴とする構造化充填物組立体。
Fターム (15件):
4G075AA02 ,  4G075AA45 ,  4G075BB05 ,  4G075BD07 ,  4G075BD12 ,  4G075BD13 ,  4G075BD15 ,  4G075BD24 ,  4G075DA02 ,  4G075EA06 ,  4G075EC09 ,  4G075EE12 ,  4G075EE23 ,  4G075EE31 ,  4G075FA08

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