特許
J-GLOBAL ID:200903025305730104

ナフタレンジカルボン酸の精製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須賀 総夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-189685
公開番号(公開出願番号):特開平9-104654
出願日: 1996年07月18日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】 粗製ナフタレンジカルボン酸の精製において、その中の代表的不純物であるホルミルナフトエ酸の-CHOを-COOHに変え、純度の向上と収率の向上とを一挙に実現する。【解決手段】 粗製ナフタレンジカルボン酸に、高温の水性反応媒体中、白金のような貴金属触媒の存在下、分子状酸素を、粗製物中の不完全酸化段階にある置換基をカルボキシル基にまで酸化するに要する酸素量の少なくとも0.5当量、好ましくは1当量以上、15当量までの範囲で作用させる。 生成したナフタレンジカルボン酸を高温の水性反応媒体に溶解させたまま触媒と反応生成液とを固液分離し、反応生成液をゆっくり冷却してナフタレンジカルボン酸を晶出させ、これを回収して精製品を得る。
請求項(抜粋):
アルキル置換基または一部酸化されたアルキル置換基を有するナフタレン化合物の置換基を酸化することにより得た粗製のナフタレンジカルボン酸を精製する方法において、粗製のナフタレンジカルボン酸を、高温の水性反応媒体中で第VIII属貴金属触媒の存在下に、粗製ナフタレンジカルボン酸中の不完全酸化段階にある置換基をカルボキシル基まで酸化するに要する酸素量に対し0.5〜15当量の分子状酸素により酸化し、生成したナフタレンジカルボン酸を前記高温の水性反応媒体に溶解させた状態で前記貴金属触媒と固液分離し、ついで反応生成液を冷却してナフタレンジカルボン酸を析出させ、回収することを特徴とするナフタレンジカルボン酸の精製方法。
IPC (9件):
C07C 63/38 ,  B01J 23/40 ,  B01J 23/44 ,  B01J 23/46 301 ,  C07C 51/265 ,  C07C 51/43 ,  C07C 51/47 ,  C07C 51/487 ,  C07B 61/00 300
FI (9件):
C07C 63/38 ,  B01J 23/40 X ,  B01J 23/44 X ,  B01J 23/46 301 X ,  C07C 51/265 ,  C07C 51/43 ,  C07C 51/47 ,  C07C 51/487 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平2-250849
  • 特開平3-123755
  • 脂肪酸の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-306996   出願人:松下電器産業株式会社
全件表示

前のページに戻る