特許

J-GLOBAL ID：200903025309821910

真偽判別可能な印刷物及びその作製方法

発明者： 横手 隆生 ,  伊藤 一男 ,  ▲島▼田 和彦
出願人/特許権者： 独立行政法人 国立印刷局
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-237904
公開番号（公開出願番号）：特開2004-209646
出願日： 2001年08月06日
公開日（公表日）： 2004年07月29日
要約：

【課題】本発明は、銀行券、株券、有価証券、通行券、カード等の偽造、変造を防止する必要性のある貴重印刷物に適用される、基本画像内に施されたメッセージ画像が、印刷物の真上から観察した場合にメッセージ画像を肉眼で識別することができず、印刷物を傾けることにより、メッセージ画像が潜像画像として出現する真偽判別可能な印刷物及びその作製方法に関するものである。【解決手段】基材上の表面に、盛り上がりのある線画から構成される基本画像を設け、前記基本画像は、背景画像部と少なくとも一つ以上のメッセージ画像部とに区分けされ、前記背景画像部と前記メッセージ画像部との線画の配列方向の角度が異なり、且つ、前記背景画像部と前記メッセージ画像部は鏡面光沢のあるインキで印刷し印刷物を得る。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

基材上の表面に、盛り上がりのある線画から構成される基本画像を設け、前記基本画像は、背景画像部と少なくとも一つ以上のメッセージ画像部とに区分けされ、前記背景画像部と前記メッセージ画像部との線画の配列方向の角度が異なり、且つ、前記背景画像部と前記メッセージ画像部は鏡面光沢のあるインキで印刷した印刷物であって、 該印刷物を真上から観察した場合に前記メッセージ画像は認識できないが、斜めから観察した場合に、前記メッセージ画像が出現し、観察角度によっては、前記メッセージ画像の明暗及び色彩の少なくとも一つ以上が連続的に変化し、前記メッセージ画像がネガ画像からポジ画像又はポジ画像からネガ画像に変化して出現することを特徴とした真偽判別可能な印刷物。

IPC (4件)：

B41M3/14 ,  B41M1/12 ,  B42D15/10 ,  C09D11/02

FI (5件)：

B41M3/14 ,  B41M1/12 ,  B42D15/10 501P ,  B42D15/10 531B ,  C09D11/02

Fターム (36件)：

2C005HA02 ,  2C005HB04 ,  2C005HB07 ,  2C005HB10 ,  2C005JA09 ,  2C005JB11 ,  2C005JB22 ,  2C005JB25 ,  2C005KA40 ,  2H113AA01 ,  2H113AA03 ,  2H113AA06 ,  2H113BA09 ,  2H113BC00 ,  2H113BC09 ,  2H113CA33 ,  2H113CA34 ,  2H113CA37 ,  2H113CA39 ,  2H113CA44 ,  2H113DA04 ,  2H113EA06 ,  2H113EA07 ,  2H113FA42 ,  2H113FA56 ,  4J039AD10 ,  4J039AE04 ,  4J039BA06 ,  4J039BA25 ,  4J039BD01 ,  4J039BE01 ,  4J039BE33 ,  4J039EA06 ,  4J039EA08 ,  4J039EA33 ,  4J039GA10

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 特公昭56-019273
  
• 像表示媒体及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-134251   出願人：大日本印刷株式会社
• 金属析出インク及びこのインクを用いた印刷方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-084614   出願人：河口湖精密株式会社
• 特開昭49-043718
  

審査官引用 (1件)

• 特公昭56-019273