特許
J-GLOBAL ID:200903025317813820

紙葉類の斜行データ補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安形 雄三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-089393
公開番号(公開出願番号):特開平5-258146
出願日: 1992年03月13日
公開日(公表日): 1993年10月08日
要約:
【要約】【目的】 紙葉類の四隅に欠け折れ等があっても、確実に斜行データを補正する。【構成】 イメージデータ収集装置1で搬送路12上を搬送される紙幣11のイメージデータが収集され、イメージデータ格納装置2に格納される。次に、エッジ強調処理が行なわれ、2値化が行なわれた後エッジ抽出が行なわれる。得られたエッジデータはエッジデータ格納装置3に格納される。所定のテンプレートが直線パターン格納装置4に格納されており、エッジデータを代表する直線式を求めるためにパターン重ね合わせ処理部5によりエッジデータとテンプレートが重ね合わせられ、いわゆるエッジへの投票という処理が行なわれる。投票により求められた2直線について交点計算部6により交点が求められる。最後に、イメージデータ回転・平行移動処理部7により求められた交点を回転中心にして回転補正が行なわれ、更に平行移動することによって所定位置に配置される。
請求項(抜粋):
紙葉類のイメージ情報を取り込むイメージ情報取込手段と、この取り込まれたイメージ情報から前記紙葉類のエッジを抽出するエッジ抽出手段と、基準線に対して90°の近傍で予め所定角度毎に用意された第1の複数の直線テンプレートと、前記基準線に対して0°の近傍で予め所定角度毎に用意された第2の複数の直線テンプレートと、前記エッジ抽出手段により抽出されたエッジに対して前記第1の複数の直線テンプレート及び前記第2の複数の直線テンプレートを一本ずつ重ね合わせて重なり度合いを検出する重なり度合検出手段と、この重なり度合検出手段により最も重なっていると判断された前記第1の複数の直線テンプレート及び前記第2の複数の直線テンプレートのうちのそれぞれの一本ずつの直線テンプレートの角度から前記紙葉類の斜行角度を算出する斜行角度算出手段と、前記一本ずつの直線テンプレートからそれぞれ直線を形成してその交点を算出する交点算出手段と、この交点算出手段により算出された交点と前記斜行角度算出手段により算出された斜行角度とに基づいて前記取り込まれたイメージ情報に回転移動及び平行移動を施して所定位置に移動させる移動手段とを備えるようにしたことを特徴とする紙葉類の斜行データ補正装置。
IPC (3件):
G07D 7/00 ,  G06F 15/62 410 ,  G06F 15/66 345
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭53-079365
  • 特開平4-046409

前のページに戻る