特許
J-GLOBAL ID:200903025323915529

排ガスからの有価金属分別回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細江 利昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-273308
公開番号(公開出願番号):特開平8-131771
出願日: 1994年11月08日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】 鉄・非鉄金属精錬炉あるいは産業廃棄物焼却炉・溶融炉からの排ガスの浄化および有価金属の回収に関するもので、重金属を高度に除去し、且つ簡便な設備で排ガスから有価金属を高純度で分別回収できる方法を提供する。【構成】 1)粉塵を除去する工程、2)亜鉛の飽和蒸気圧が十分に低減され、かつカドミウム、水銀の飽和蒸気圧が低減されない温度に出口ガス温度を制御して、低温の担体を亜鉛と接触させ、亜鉛を凝縮、除去する工程、3)亜鉛と同様に構成されており、制御温度の異なるカドミウムを除去する工程、4)亜鉛と同様に構成されており、制御温度の異なる水銀を除去する工程の3工程により亜鉛、カドミウム、水銀を段階的に分別回収する。
請求項(抜粋):
排ガスから重金属類を除去し、有価金属を分別回収する方法において、1)粉塵を除去する工程、2)亜鉛の飽和蒸気圧が十分に低減され、かつカドミウム、水銀の飽和蒸気圧が低減されない温度に出口ガス温度を制御して、低温の担体を排ガスと接触させ、亜鉛を前期記載の担体表面に凝縮させ、除去する亜鉛の凝縮除去工程、3)カドミウムの飽和蒸気圧が十分に低減され、かつ水銀の飽和蒸気圧が低減されない温度に出口ガス温度を制御して、低温の担体を排ガスと接触させ、カドミウムを前期記載の担体表面に凝縮させ、除去するカドミウムの凝縮除去工程、4)水銀の飽和蒸気圧が十分に低減される温度に出口ガス温度を制御して、低温の担体を排ガスと接触させ、水銀を前期記載の担体表面に凝縮させ、除去する水銀の凝縮除去工程、を有してなる排ガスからの有価金属分別回収方法。
IPC (4件):
B01D 53/64 ,  B01D 5/00 ,  B01D 53/34 ZAB ,  C22B 7/02
FI (3件):
B01D 53/34 136 A ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/34 136 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-330918
  • 癈ガスから溶剤を回収する方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-276891   出願人:メツサーグリースハイムゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング
  • 特開平4-330918

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