特許
J-GLOBAL ID:200903025331983576

移動無線網の二個の端末間の直接暗号通信方法と、対応する基地局および端末設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-140014
公開番号(公開出願番号):特開平10-336756
出願日: 1998年05月21日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 一つまたは複数の衛星による移動無線通信網またはGSM/DCS型の移動無線通信網あるいはその双方の二個の端末間で、通信網の移動無線固定基地局(2)を介して一方の端末から呼び出した後で、一挙に直接、あるいは単に直接、暗号通信を可能にするための方法を提供する。【解決手段】 第一の暗号化段階を通常の方法で実施した後で、呼び出し端末(1)に結合する識別カード(0)と、呼び出し端末および基地局の間で無線リンクにより伝送されるデータを暗号化/復号化するための通信網における制御構造とによって、暗号鍵を同時に発生する。この暗号鍵を基地局のメモリに格納し、呼び出し端末が通信を要求する場合に基地局と受信端末(3)との間で無線リンクが設定されると、受信端末(3)に暗号鍵を伝送し、それによって、受信端末と呼び出し端末との間で交換されるデータの暗号化/復号化を可能にする。
請求項(抜粋):
一つまたは複数の衛星による移動無線通信網またはGSM/DCS型の移動無線通信網あるいはその双方の二個の端末間で、通信網の移動無線固定基地局を介して一方の端末から呼び出しを設定した後で、一挙に直接、あるいは単に直接、暗号通信を可能にするための方法において、通常の方法で第一の暗号化段階を実施している間、識別カードを接続した呼び出し端末を介して、加入者の個々の識別カードにより供給される署名付きの応答(SRES)から、呼び出しを行った加入者を通信網が認証した後に、呼び出し端末に向けて基地局が送信する乱数(RAND)を受信すると、呼び出し端末に接続されるカードと、呼び出し端末および基地局の間で無線リンクにより伝送されるデータを暗号化/復号化するための通信網における制御構造とによって、暗号鍵(Kc1)を同時に発生し、該暗号鍵を基地局のメモリに格納すること、及び前記暗号鍵は、呼び出し端末が通信を要求する場合に基地局と受信端末との間で無線リンクが設定されると、基地局から受信端末に伝送され、それによって、呼び出し端末と引き続き交換するデータの暗号化/復号化を行うことを特徴とする方法。
IPC (2件):
H04Q 7/38 ,  H04L 9/08
FI (3件):
H04B 7/26 109 R ,  H04L 9/00 601 D ,  H04L 9/00 601 E

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