特許
J-GLOBAL ID:200903025335066713

シャッターの障害物感知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西村 教光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-244747
公開番号(公開出願番号):特開平9-088460
出願日: 1995年09月22日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 開口部の下端部に障害物があったとき、この障害物を速やかに感知して安全側に制御できるとともに、シャッターの下限位置を検出する検出器の配設の有無を任意に選択でき、いずれであっても同一の制御部を用いて障害物感知時にシャッターを安全側に制御できること。【解決手段】 検出器7aはシャッターが下限位置に達するとスイッチ回路7cをクローズからオープンに変化させる。検出器7aは制御部4の入力端子4cに着脱自在であり任意に配設される。制御部4は第1の制御モード時には、回転量検出手段6がシャッターの下限位置に相当する回転量となったときシャッターを停止させる。第2の制御モード時には、検出器7aがクローズで、かつ回転量検出手段6がシャッターの下限位置に相当する回転量となったとき、開口部の下端部に障害物があると判定し、シャッターを反転上昇させる。
請求項(抜粋):
複数のスラットにより構成され、開口部(10)を昇降自在なシャッター(1)と、該シャッターを開閉駆動する開閉機(2)と、該開閉機が前記シャッターの下限位置に相当する回転量となったときに検出信号を出力する回転量検出手段(6)と、前記シャッターの降下中において下限位置に達するまでの間はスイッチ回路(7c)をクローズ状態にし、該シャッターが下限位置に達したとき該スイッチ回路をオープン状態に変化させる検出器(7a)を有し、前記シャッターの下限位置を検出したい旨の要求時にのみガイドレール(1b)の下端部に配設される下限位置検出手段(7)と、前記下限位置検出手段のスイッチ回路が接続される入力端子(4c)を有し、該入力端子に前記スイッチ回路が接続されないときには、前記シャッターが閉動作された後に前記回転量検出手段の検出信号の入力があるときシャッターが下限位置あるいは障害物感知としてシャッターをいずれも停止させる第1の制御モードが実行され、前記入力端子にスイッチ回路が接続されたときには、前記シャッターが閉動作された後にスイッチ回路がクローズ状態であって、かつ、前記回転量検出手段の検出信号の入力があるとき障害物感知としてシャッターを反転上昇させ、また、スイッチ回路がオープンであって、かつ、前記回転量検出手段の検出信号の入力があると下限位置としてシャッターを停止させる第2の制御モードが実行される制御部(4)と、を具備したことを特徴とするシャッターの障害物感知装置。

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