特許
J-GLOBAL ID:200903025337565458

排気制御バルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笠井 美孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-078091
公開番号(公開出願番号):特開2006-037946
出願日: 2005年03月17日
公開日(公表日): 2006年02月09日
要約:
【課題】 排気音を調節するための機構をコンパクトにまとめることが出来る、新規な構造の排気制御バルブを提供することを目的とする。【解決手段】 回動軸側当接部28を通路壁側当接部36に押圧せしめる方向に対して、回動軸24に軸方向力を作用させるための軸方向力作用機構52による回動軸側当接部28の通路壁側当接部36への押圧状態を利用して、バルブ本体22を所定の回動位置に保持する一方、軸方向力作用機構52によって及ぼされる軸方向力を解除することによりバルブ本体20の回動位置の変更を可能にする回動位置設定保持機構を採用した。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
内燃機関から排出された排気ガスが通過する排気通路上に配されて、該排気通路上に配された状態で該排気通路の通路方向に対して略直交する方向に延びる回動軸を備えており、該排気通路の通路壁に対して該回動軸の軸方向での相対変位が可能とされていると共に、該回動軸の周方向に回動せしめられることによって該排気通路の通路断面積を変化せしめるバルブ本体と、 該バルブ本体の該回動軸と該排気通路の通路壁の対応する位置に形成されて、該回動軸の軸方向一方向への変位で互いに当接せしめられる回動軸側当接部および通路壁側当接部と、 該回動軸側当接部を該通路壁側当接部に押し付ける方向に対して、該回動軸に軸方向の力を作用させるための軸方向力作用機構と、 該軸方向力作用機構による該回動軸側当接部の該通路壁側当接部への押し付け状態を利用して、該バルブ本体を所定の回動位置に保持する一方、該軸方向力作用機構によって及ぼされる軸方向力を解除することにより該バルブ本体の回動位置の変更を可能にする回動位置設定保持機構と を、設け、且つ、 前記回動軸側当接部と前記通路壁側当接部との間において前記回動軸の軸方向で係脱可能とされて係合により周方向の相対回動を阻止する係合機構を設けると共に、該回動軸の周方向の複数位置で該係合機構の係合状態を可能とすることによって前記バルブ本体の回動位置を複数段階に設定可能にし、該回動軸側当接部を該通路壁側当接部に押し付けて該係合機構を係合状態とすることによって該バルブ本体を所定の回動位置に保持する一方、該回動軸側当接部の該通路壁側当接部への押し付けを解除し、該係合機構を離脱状態として該バルブ本体の回動位置の変更を可能にすることで前記回動位置設定保持機構を構成し、更に、 前記回動軸側当接部および前記通路壁側当接部には、前記回動軸の軸方向で対向する面において、前記軸方向力作用機構により軸方向力が及ぼされた状態で互いに噛み合う軸方向係止歯が形成されており、それらの軸方向係止歯によって前記係合機構が構成されていることを特徴とする排気制御バルブ。
IPC (2件):
F02D 9/10 ,  F02D 9/04
FI (3件):
F02D9/10 G ,  F02D9/10 H ,  F02D9/04 E
Fターム (17件):
3G065AA09 ,  3G065BA01 ,  3G065CA00 ,  3G065CA14 ,  3G065CA23 ,  3G065HA15 ,  3G065HA21 ,  3G065KA12 ,  3H064AA02 ,  3H064BA06 ,  3H064CA04 ,  3H064CA06 ,  3H064CA09 ,  3H064CA11 ,  3H064CA13 ,  3H064DA02 ,  3H064DB08
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • エンジンの排気音可変構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-278908   出願人:株式会社オーヴァーレーシングプロジェクツ
  • 実開平6-80837号公報
審査官引用 (2件)
  • 弁の手動駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-036639   出願人:株式会社巴技術研究所
  • 弁装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-047179   出願人:本田技研工業株式会社

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