特許
J-GLOBAL ID:200903025338797786

2段階高速フーリエ変換方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-156432
公開番号(公開出願番号):特開平7-012862
出願日: 1993年06月28日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 粗FFTの窓関数の設計の自由度を上げ、所定通過帯域でのリップル特性と折り返し領域でのサイドローブレベルとを有する窓関数を2段階FFTに適用できるようにする。【構成】 窓乗算器11は、窓関数の次数を粗FFTの次数NのU倍にとり、粗FFTの次数Nに対するオーバラップ率でオーバラップされた入力サンプルデータに対し、U・Nの長さの窓関数の乗算処理を行う。加算器12では、乗算処理の結果をU個のブロックに分割し、各ブロック間で各サンプルの加算処理を行ってN個のサンプルデータを求める。求められたN個のサンプルデータを粗FFT用周波数分析器4に入力させてN次の粗FFTを実行する。
請求項(抜粋):
狭帯域による入力信号の中心周波数を検知するために、入力信号に対して、最終的に必要とされる周波数分析幅よりも広い周波数分析幅を得べくN次の粗フーリエ変換を行なった後、この粗フーリエ変換出力での各周波数ビンの時系列データに対して、M次の精フーリエ変換を行なうようにした2段階高速フーリエ変換方法において、前記粗フーリエ変換での次数NのU倍(但し、Uは2以上の整数)の入力サンプルデータに対して、U×Nの長さを有する粗フーリエ変換の窓関数を乗算する乗算処理と、前記乗算処理の乗算結果をU個のブロックに分割し、このU個のブロック間で各サンプルをそれぞれ加算して、N個のサンプルデータを求める加算処理とを実行し、前記加算処理で求めたN個のサンプルデータを前記粗フーリエ変換の入力とすることを特徴とする2段階高速フーリエ変換方法。

前のページに戻る