特許
J-GLOBAL ID:200903025346973070

基準電圧源回路及び電圧フィードバック回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-036568
公開番号(公開出願番号):特開平9-297626
出願日: 1997年02月20日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 所期値の基準電圧が発生する正常動作点と、所期値未満の基準電圧で動作が安定する誤動作点とが存在する場合に、スタートアップ時に、誤動作点を消滅させて、正常動作点で確実に安定する基準電圧源回路を提供する。【解決手段】 第1及び第2の基準電圧発生回路102a、102bの基準電圧出力端子102out と演算増幅器103のカレントミラー回路105の第1の電流入力端子4aとを、ダイオード素子13で接続する。スタートアップ時には、基準電圧出力端子102out に発生する基準電圧Voutは0vであり、ダイオード素子13に電流が流れ、演算増幅器103にオフセット電圧Voffが発生し、誤動作点が消滅する。従って、発生する基準電圧Voutは、上昇し、誤動作点を通過して、正常動作点での所期の電圧値となる。この状態では、ダイオード素子13はカットオフし、オフセット電圧は消滅する。
請求項(抜粋):
内部第1部位の電圧値と内部第2部位の電圧値とが一致する正常動作点及びこの正常動作点以外の他の安定点で動作が安定する基準電圧源回路であって、制御端子を有し、この制御端子に入力される制御信号に応じた値の電流を流す電流源と、基準電圧出力端子を共有すると共に、前記電流源から電流を受けて、前記基準電圧出力端子に基準電圧を発生させると共に、前記内部第1部位及び内部第2部位を各々有し、この各部位に各々電圧を発生させる第1及び第2の基準電圧発生回路と、前記第1部位及び第2の部位の両電圧を差動信号として入力し、この差動信号を増幅し、この増幅差動信号を構成する2つの信号のうち一方を出力端子から出力し、この出力信号を制御信号として前記電流源の制御端子に与える演算増幅器と、基準電圧源回路の動作開始時に、前記第1及び第2の基準電圧発生回路の基準電圧出力端子に発生する基準電圧を監視し、この基準電圧が設定値未満の場合には、前記演算増幅器への2つの入力電圧間にオフセット電圧を発生させて、前記他の安定点を消滅させる制御回路とを備えたことを特徴とする基準電圧源回路。
IPC (3件):
G05F 3/30 ,  H03F 3/45 ,  H03F 3/68
FI (3件):
G05F 3/30 ,  H03F 3/45 A ,  H03F 3/68 Z

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