特許
J-GLOBAL ID:200903025353185789
現在位置算出装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
富田 和子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-142209
公開番号(公開出願番号):特開平8-334337
出願日: 1995年06月08日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】車両の走行の伴って補正されている、走行距離を求めるために用いられる走行距離係数を、初期値に戻すことが可能な現在位置算出装置を提供する。【構成】MPU114は、カウンタ116が計数した車速センサ103の出力パルス数に走行距離係数を乗じることで、車両の走行距離を求める。また、CD-ROM105に記憶されている地図データ、角速度センサ201,方位センサ202の測定値から求まる車両の進行方向、および、車両の走行距離に基づいて、車両が走行している走行道路と該走行道路上の車両の現在位置を推定する。なお、走行距離係数は、推定した現在位置における走行道路の方向と車両の進行方向との差に応じて、動的に補正されている。MPU114は、推定した現在位置を修正する旨がスイッチ117から指示されると、該指示に応じて、補正されている走行距離係数を初期値に戻す。
請求項(抜粋):
車輪の回転に伴い移動する車両に搭載されるナビゲーションシステムに備えられ、車両の現在位置を算出する現在位置算出装置において、少なくとも道路を記述した地図を表す地図データを記憶している地図データ記憶手段と、車両の進行方向を検出する進行方向検出手段と、車輪の回転速度を検出する回転速度検出手段と、上記回転速度検出手段が検出した車輪の回転速度、および、設定された走行距離係数に応じて、車両の走行距離を算出する走行距離算出手段と、上記走行距離算出手段が算出した走行距離、上記進行方向検出手段が検出した進行方向、および、上記地図データ記憶手段が記憶している地図データが表す地図に応じて、車両が走行している道路である走行道路と該走行道路上の車両の現在位置とを推定する現在位置推定手段と、上記現在位置推定手段が推定した現在位置における走行道路の方向と、上記進行方向検出手段が検出した進行方向との差に応じて、上記走行距離係数を補正する走行距離係数補正手段と、上記現在位置推定手段が推定した現在位置の修正後の現在位置を含む、現在位置を修正する旨の修正指示を受付ける修正指示受付手段と、上記修正指示受付手段が受付けた修正指示に含まれる、修正後の現在位置となるように、上記現在位置推定手段が推定した現在位置を修正する現在位置修正手段と、上記修正指示受付手段が受付けた修正指示に応じて、上記走行距離係数を初期化する走行距離係数初期化手段とを有することを特徴とする現在位置算出装置。
IPC (3件):
G01C 21/00
, G08G 1/0969
, G09B 29/10
FI (3件):
G01C 21/00 D
, G08G 1/0969
, G09B 29/10 A
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