特許
J-GLOBAL ID:200903025358791270

鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-298435
公開番号(公開出願番号):特開平7-148565
出願日: 1993年11月29日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】【目的】 成形性の良い半溶融鋳造材料を用いる鋳造方法を提供する。【構成】 鋳造に当り、自立する短柱状固体鋳造材料を加熱して、固相と液相とが共存する半溶融鋳造材料を調製し、次いで半溶融鋳造材料を把持して移送することにより鋳型の装入口内に設置し、その後半溶融鋳造材料を、装入口に連なるゲートを通過させて成形用キャビティ内に加圧充填する。固体鋳造材料はAl合金より構成される。固体鋳造材料外周面のデンドライト層の厚さtをX軸に、また半溶融鋳造材料における固相の体積分率VfをY軸にそれぞれとったとき、デンドライト層の厚さtが0mm≦t≦10mmにおいて、固相の体積分率Vfを(-3.125t+60)%≦Vf≦(-4.16t+95)%に設定する。これにより半溶融鋳造材料の自立および直接把持移送を可能にし、またその成形性を良好にすることができる。
請求項(抜粋):
自立する短柱状固体鋳造材料(A〜D)を加熱して、固相と液相とが共存する半溶融鋳造材料(A〜D)を調製し、次いで前記半溶融鋳造材料(A〜D)を把持して移送することにより鋳型(1)の装入口(6)内に設置し、その後前記半溶融鋳造材料(A〜D)を、前記装入口(6)に連なるゲート(5)を通過させて成形用キャビティ(4)内に加圧充填するに当り、前記固体鋳造材料(A〜D)はAl合金より構成され、その固体鋳造材料(A〜D)外周面のデンドライト層の厚さtをX軸に、また前記半溶融鋳造材料(A〜D)における固相の体積分率VfをY軸にそれぞれとったとき、前記デンドライト層の厚さtが0mm≦t≦10mmにおいて、前記固相の体積分率Vfを(-3.125t+60)%≦Vf≦(-4.16t+95)%に設定することを特徴とする鋳造方法。
IPC (7件):
B22D 18/02 ,  B22D 1/00 ,  B22D 17/30 ,  B22D 21/04 ,  C22C 1/02 501 ,  C22C 1/02 503 ,  C22C 21/02

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