特許
J-GLOBAL ID:200903025361299602

粒度分布の狭いポリシロキサン微小球の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-184340
公開番号(公開出願番号):特開平11-092560
出願日: 1998年06月30日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】 安定剤を用いて粒度分布の狭いポリシロキサン微小球を製造する方法の提供。【解決手段】 陰イオン界面活性剤と高分子安定剤とヒドロキシド塩基と水を混合して第一の水性混合物を形成する。第一の水性混合物に、シラン単量体を加えて、第二の水性混合物を形成する。第二の水性混合物を約5°C〜約90°Cの温度で少なくとも約1時間撹拌して、ポリシロキサン微小球を含む水性分散液を形成し、水性分散液からポリシロキサン微小球を分離する。任意段階として、ポリシロキサン微小球を水で洗浄し、水洗ポリシロキサン微小球を約300°C以下の温度で乾燥し、乾燥ポリシロキサン微小球をジェット処理/微粉砕して、約0.5ミクロン〜約10ミクロンの範囲の粒度を有する粒度分布の狭いポリシロキサン微小球を得る。
請求項(抜粋):
約0.5ミクロン〜約10ミクロンの範囲の粒度を有する粒度分布の狭いポリシロキサン微小球を製造する方法であって、下記段階:(a)重量を基準にして、約500〜約1000部の水につき、約0〜100部の陰イオン界面活性剤、約0.01〜約100部の高分子安定剤、約0.01〜約100部のヒドロキシド塩基を混合して第一の水性混合物を形成する段階、(b)第一の水性混合物に、第一の水性混合物の水の重量を基準にして、約5〜約700部のシラン単量体を加えて、第二の水性混合物を形成する段階、(c)第二の水性混合物を約5°C〜約90°Cの温度で少なくとも約1時間撹拌して、ポリシロキサン微小球を含む水性分散液を形成する段階、(d)水性分散液からポリシロキサン微小球を分離する段階、(e)任意にはポリシロキサン微小球を水で洗浄し、任意には水洗ポリシロキサン微小球を約300°C以下の温度で乾燥する段階、及び(f)任意には乾燥ポリシロキサン微小球をジェット処理/微粉砕して、約0.5ミクロン〜約10ミクロンの範囲の粒度を有する粒度分布の狭いポリシロキサン微小球を得る段階を含んでなる方法。
引用特許:
審査官引用 (9件)
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