特許
J-GLOBAL ID:200903025362646853

光電変換素子および光電気化学電池ならびに金属錯体色素

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高石 橘馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-363410
公開番号(公開出願番号):特開2001-060467
出願日: 1999年12月21日
公開日(公表日): 2001年03月06日
要約:
【要約】【課題】 熱および光に対して安定であり、かつ半導体微粒子を効率良く増感し得る金属錯体色素、かかる金属錯体色素を用いた熱および光に対する安定性および光電変換効率に優れた色素増感光電変換素子、ならびにそれからなる光電気化学電池を提供する。【課題手段】 一般式:M(LL)m1(X)m2・CI(ただし、Mは金属原子を表し、LLはMに窒素原子で2座または3座配位できる配位子を表し、Xはアシルオキシ基、アシルチオ基等で配位する1座または2座の配位子を表し、m1は1または2であり、m1が2のときLLは同じでも異なっていてもよく、m2は1〜3の整数を表し、m2が2以上のときXは同じでも異なっていてもよく、またX同士が連結していてもよく、CIは電荷を中和させるのに対イオンが必要な場合の対イオンを表す。)により表される金属錯体色素により増感された半導体微粒子を含む光電変換素子。
請求項(抜粋):
下記一般式(I):M(LL)m1(X)m2・CI ・・・(I)(ただし、Mは金属原子を表し、LLは下記一般式(II):【化1】(ただし、Za、ZbおよびZcはそれぞれ独立に5または6員環を完成するのに必要な非金属原子群を表し、aは0または1を表す。)により表される2座または3座の配位子を表し、Xはアシルオキシ基、アシルチオ基、アシルアミノオキシ基、チオアシルオキシ基、チオアシルチオ基、チオカルボネート基、ジチオカルボネート基、トリチオカルボネート基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルコキシ基およびアリールオキシ基からなる群から選ばれた基で配位する1座または2座の配位子、あるいはケトン、カルボンアミド、チオカルボンアミド、チオウレアまたはイソチオウレアからなる1座または2座の配位子を表し、m1は1または2であり、m1が2のときLLは同じでも異なっていてもよく、m2は1〜3の整数を表し、m2が2以上のときXは同じでも異なっていてもよく、またX同士が連結していてもよく、CIは電荷を中和させるのに対イオンが必要な場合の対イオンを表す。)により表される金属錯体色素により増感された半導体微粒子を含むことを特徴とする光電変換素子。
IPC (3件):
H01M 14/00 ,  C09B 57/10 ,  H01L 31/04
FI (3件):
H01M 14/00 P ,  C09B 57/10 ,  H01L 31/04 Z
Fターム (5件):
5F051AA14 ,  5H032AA06 ,  5H032EE16 ,  5H032EE17 ,  5H032EE20

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