特許
J-GLOBAL ID:200903025364974882

高純度二酸化炭素の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 片桐 光治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-085272
公開番号(公開出願番号):特開2000-281327
出願日: 1999年03月29日
公開日(公表日): 2000年10月10日
要約:
【要約】【課題】 メタンより高純度二酸化炭素を製造するに際し、製造工程を簡略化し、連続化を容易にすること。【解決手段】 主要成分の二酸化炭素と所定量のメタンおよび酸素とを含有する原料混合ガスを第1の酸化触媒層でほぼ完全に反応させて得られる生成混合ガスのうち、(i)直接原料混合ガス中の二酸化炭素の量に相当する量を冷却後原料二酸化炭素成分として循環させる循環ガスとし、残りを分岐して分岐ガスとするか、あるいは(ii)全量を冷却して水を除去した後、原料二酸化炭素の量に相当する量を原料二酸化炭素成分として循環させる循環ガスとし、残りを分岐して分岐ガスとすると共に、該分岐ガスを第2酸化触媒層に通して未反応メタンを完全に酸化し、次いで吸着剤を用いて残存する酸素および水を完全に吸着除去することを特徴としている。
請求項(抜粋):
主要成分の二酸化炭素と、メタンと、該メタンに対して化学量論比以上の酸素とを含有する原料混合ガスを、350〜450°Cの温度に予熱後、第1酸化触媒層に通して350〜800°Cの温度で反応させ、メタンをほぼ完全に酸化して二酸化炭素と水として主要成分の二酸化炭素、生成水、微量の未反応メタンおよび微量の未反応酸素を含有する生成混合ガスを得、得られた生成混合ガスを冷却して水分を除去し、次いで原料混合ガス中の二酸化炭素の量に相当する量を原料混合ガス中の二酸化炭素成分として循環させる循環ガスとし、残りを分岐して分岐ガスとすると共に、該分岐ガスを第2酸化触媒層に通して400〜600°Cの温度で反応させて未反応メタンを完全に酸化して二酸化炭素と水とした後、吸着剤を用いて未反応酸素を除去し、次いで残存する水分を吸着剤を用いて除去し、連続的に高純度二酸化炭素を得ることを特徴とする高純度二酸化炭素の製造方法。
Fターム (7件):
4G046JA02 ,  4G046JB04 ,  4G046JB11 ,  4G046JB12 ,  4G046JB14 ,  4G046JC05 ,  4G046JC07

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