特許
J-GLOBAL ID:200903025365791935

波動分布観測方法及び波動分布表示方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-039107
公開番号(公開出願番号):特開平10-239364
出願日: 1997年02月24日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】電波ホログラムを用いた波動分布観測において、1回のアンテナ走査により複数の周波数スペクトルでのデータを獲得できるようにする。【解決手段】走査アンテナ12によって、水平偏波成分及び垂直偏波成分の観測信号SH(f),SV(f)をそれぞれ受信する。固定アンテナ13からの観測信号SR(f)をフィルタリング部16に入力するとともに、観測信号SR(f),SH(f),SV(f)の中から1つを選んでもう一つのフィルタリング部15に入力する切換スイッチ17を設ける。切換スイッチ17を切り換えることによって、1つの観測中心周波数fnに対して、3種類の相関値【外1】を求め、これらを用いて、観測中心周波数fnを切り換えたときの位相ロックループの位相オフセットをキャンセルする。
請求項(抜粋):
複数の観測周波数の放射波動に対して2次元干渉測定を実施し、波動分布を観測する方法において、前記放射波動を検出して第1の信号として出力する第1のセンサと、前記放射波動を検出して第2の信号として出力する第2のセンサと、それぞれ位相ロックループを含み前記複数の観測周波数のうち選択された観測周波数の成分を入力信号から抽出する第1の測定系及び第2の測定系とを使用し、前記第1の信号を前記第1の測定系及び前記第2の測定系に入力し、そのときの前記第1の測定系の出力と前記第2の測定系の出力との間の相関を求めて第1の相関値とする第1の工程と、前記第1の信号を前記第1の測定系に入力するとともに前記第2の信号を前記第2の測定系に入力し、そのときの前記第1の測定系の出力と前記第2の測定系の出力との間の相関を求めて第2の相関値とする第2の工程とを有し、異なる観測周波数を選択して、選択された観測周波数ごとに前記第1の工程と前記第2の工程を実施し、前記第1の相関値を用いることにより、観測周波数を変化させたことによって前記第2の相関値中に含まれる前記位相ロックループにおける位相オフセット量の影響をキャンセルすることを特徴とする波動分布観測方法。
IPC (3件):
G01R 29/08 ,  G01H 17/00 ,  G01S 15/89
FI (3件):
G01R 29/08 D ,  G01H 17/00 C ,  G01S 15/89 Z

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