特許
J-GLOBAL ID:200903025371926885

縦葺き型金属屋根板同士間の連結構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-183270
公開番号(公開出願番号):特開2002-004513
出願日: 2000年06月19日
公開日(公表日): 2002年01月09日
要約:
【要約】【課題】 雨水が屋根板同士間の連結部から建物の屋根壁内へ雨漏りすることを防止する。キャップが外乱力で屋根板の立上り連結縁から外れ出すのに耐える力を強くする。【解決手段】 屋根板1の左右の各遮水凸条6は、左右の各立上り連結縁4の上端縁から屋根板1側へ折り下げて形成する。各立上り連結縁4と各遮水凸条6との間に、雨水上昇反転空間26と雨水出入り隙間27とを上下に並べて形成する。屋根板1上の雨水の一部は、風により立上り連結縁4側に吹き込まれて来たときに、立上り連結縁4に沿って吹き上げられて、雨水出入り隙間27から雨水上昇反転空間26にまで上昇してから反転して落下し、雨水出入り隙間27から屋根板1上へ落下して行くように構成した。
請求項(抜粋):
金属板製の屋根板(1)と、吊子(2)と、キャップ(3)とを備え、屋根板(1)の左右の各側縁を折り上げて左右の各立上り連結縁(4)を形成し、この立上り連結縁(4)の上部に被係留部(5)を形成し、この立上り連結縁(4)と一体に遮水凸条(6)を屋根板(1)側へ膨曲させて形成し、吊子(2)の下部に建物(23)の屋根壁(24)へ固定されるベース部(7)を形成し、吊子(2)の上部に左右一対の係留部(8)を形成し、キャップ(3)の天板(9)の左右両側縁から左右一対の各側板(10)を折り下げて形成し、この左右の各側板(10)に内向きの遮水凹条(11)を横外向きに膨曲させ、吊子(2)の左右の各横外側部に左右の両屋根板(1)(1)の各立上り連結縁(4)を配置し、各立上り連結縁(4)の被係留部(5)を吊子(2)の左右の各係留部(8)で上から受け止めるように構成し、吊子(2)および左右の両立上り連結縁(4)に亘ってキャップ(3)を上から被せつけて、両立上り連結縁(4)の各遮水凸条(6)にキャップ(3)の左右の各遮水凹条(11)を外嵌させて密着接当させ、て構成した縦葺き型金属屋根板同士間の連結構造において、前記屋根板(1)の左右の各遮水凸条(6)は、左右の各立上り連結縁(4)の上端縁から屋根板(1)側へ折り下げて形成し、各立上り連結縁(4)と各遮水凸条(6)との間に、雨水上昇反転空間(26)と雨水出入り隙間(27)とを上下に並べて形成し、屋根板(1)上の雨水の一部は、風により立上り連結縁(4)側に吹き込まれて来たときに、立上り連結縁(4)に沿って吹き上げられて、雨水出入り隙間(27)から雨水上昇反転空間(26)にまで上昇してから反転して落下し、雨水出入り隙間(27)から屋根板(1)上へ落下して行くように構成した、ことを特徴とする縦葺き型金属屋根板同士間の連結構造。
Fターム (8件):
2E108AS02 ,  2E108BB04 ,  2E108BN02 ,  2E108CC02 ,  2E108DF05 ,  2E108DF11 ,  2E108ER14 ,  2E108GG09

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