特許
J-GLOBAL ID:200903025372842839

ヒータ付き酸素センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-124987
公開番号(公開出願番号):特開平10-054822
出願日: 1997年04月28日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 ヒータ付き酸素センサにおいて、酸素検知素子2を急速に加熱し、酸素センサが活性化温度に達するまでの所要時間の短縮化を図る。【解決手段】 中空軸状の酸素検知素子2に、軸状の発熱体3が端子金具23を介して挿入・固定される。発熱体3の先端側に局部的に発熱部42が形成され、この発熱部42の表面が素子内壁面2aにいわば横当たり構造で弾性的に押し付けられている。この弾性力を与えているのは端子金具23の主にガイド部28である。このような横当たり構造により、発熱部42で発生した熱が直接的に酸素検知素子2に熱伝導し、またその接触部の近傍の輻射熱も酸素検知素子2の加熱に効果的に作用して、酸素検知素子2が短時間でセンサ活性化温度に達する。
請求項(抜粋):
先端部が閉じた中空軸状をなし、それの内外面に電極層を有する酸素検知素子と、該酸素検知素子の中空部内に配置されて該酸素検知素子を加熱する軸状の発熱体とを備えた酸素センサにおいて、該発熱体の発熱部の近傍において該発熱体の中心軸線が該酸素検知素子の中空部の中心軸線に対して片側に寄るように偏心していることを特徴とするヒータ付き酸素センサ。

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