特許
J-GLOBAL ID:200903025378591056

負荷保持制動弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-530620
公開番号(公開出願番号):特表2000-505532
出願日: 1997年02月28日
公開日(公表日): 2000年05月09日
要約:
【要約】本発明は、下降モード中絞った仕方で接続部Bから接続部Aへ負荷容積流れを排出する、複動する消費部のための液圧的に制御される弁に関する。この目的のために、弁は主ピストン(3)の密封面(4)と接触する弁座(5)を有し、主ピストンには、主ピストンのパイロット弁座(7)の密封面(7)と接触するパイロットピストン(8)が同心に案内される。前記主ピストン(3)と前記パイロットピストン(8)は負荷圧によりおよび/または弾性力により弁座(5)にまたはパイロット弁座(6)に保持される。パイロットピストン(8)は圧力レリース側に座孔内を延びていてかつ続的に減少する絞り作用を有するピストンシャンク(9)を有し、特に絞り箇所を形成する絞り溝(10)を有する。液圧的に作用されるパイロットピストン(8)を制御ピストン(20)により軸方向に変位させることができる。その結果、パイロット弁(5,6)が開放し、そしてそこにはばねを収容するパイロット室(15)から絞り箇所を経て負荷容積流れがある。その結果として負荷圧力が減少するため、主ピストン(3)の軸方向変位と弁座の開放が起こる。付加的な減衰弁配置により、起こる負荷振動が減少する。戻り圧力と無関係な圧力制限弁が負荷保持制動弁ハウジングに組み込まれている。
請求項(抜粋):
一方でその負荷側に外側の負荷を受けている、特に複動する消費部のための 液圧で制御可能な負荷保持制動弁において、次の特徴:すなわち 弁ハウジング(1)に制御室(2)が配置され、 制御室は、特に一直線に配置された室区分およびしかもこの順序に配置された 室区分、すなわち 前制御室(15)と、 (接続部B)を介して消費部(26)の下降ライン(25)と連結された環状室(70)と 、 (接続部A)を介して戻りライン(27)とタンクに連結された戻り室(70)と、 制御通路(X)と連結された制御室(21)と、 環状室と戻り室の間には制御室(2)に弁ハウジング(1)に固定状態に、中心通路 を有する弁座(5)が配置され、それを介して接続孔AとBが連結可能であり、 弁座が主ピストン(3)により閉鎖されるかまたは開放され、 主ピストン(3)が段付きピストンとして設計されかつ細いピストン肩部を有し 、このピストン肩部は制御室(2)の円筒状壁と共に環状室(70)を形成し、弁座 に向けられていてかつ弁座(5)と協働する密封面(4)を細いピストン肩部を有し 、環状室と前制御室の間に制御室の壁に密封状態に案内されかつ両方を互いに 分離する太いピストン肩部有し、 主ピストンが制御室(2)内を軸方向に戻り室(73)または環状室(70)の圧力作用 により弁座(4)から持ち上がる方向にかつ弁座を閉じる方向に前制御室(15)の 圧力作用により移動可能であり、 前制御室(15)が平衡絞り(14)を介して環状室(70)ならびに接続部(B)とおよび 絞り通路(34)を介して主ピストン(3)の前制御弁座(6)と環状室(73)ならびに接 続部Aと連結可能であり、 前制御弁座(6)を有する前制御通路が前制御通路(34)に対し同心に導かれる閉 鎖要素(前制御ピストン8)によりその密封面(7)と前制御室(15)内の圧力作用 によりおよび、好ましくは、閉鎖ばね(12)の力により閉鎖可能でありかつ反対 方向に前制御タペット(ピストン軸9)により制御可能であり、その前制御タペ ット(9)が前制御通路(34)内を遊びをもって導かれかつ戻り室(73)内へ突出し ており、 制御室(21)には制御ピストン(20)が軸方向に導かれかつ戻り室(73)の方向への 制御室(21)の圧力作用によりおよび反対方向の制御ばね(24)により移動可能で あり、 制御ピストン(20)が前制御タペット(9)に向かって方向づけられかつそれに対 し同軸に配向された制御軸(19)を有し、前記制御軸はその一端(制御端部)で 制御室(2)の中へ突出しておりかつ制御ばね(24)の力に抗して制御ピストン(2 0)が軸方向に移動すると前制御タペット(9)および前制御ピストン(8)の上へ開 放方向に作用する負荷保持制動弁において、 前制御タペット(9)はその長さにわたっておよび前制御ピストン(9)の座面(7) から出発して少なくとも次の長さ領域を所有しており、 第一に、前制御通路(34)に対して最も少ない遊び(絞り隙間)をもって導かれる 最大横断面を有する領域(142)を、それからそこに接続する絞り領域(143)を有 し、この絞り領域はその横断面をもつその長さにわたって前制御通路(34)に対 し絞り隙間を形成し、この絞り隙間は最大横断面の絞り隙間から出発してそれ から、少なくとも絞り領域(143)の部分長さ(144)にわたって、連続的に、好ま しくは漸進的に、少なくとも、それから最小横断面を有する領域(146)を有し 、 そして特に前制御タペット(9)が前制御ピストン(8)と固定結合されていること を特徴とする負荷保持制動弁。
IPC (3件):
F15B 13/01 ,  F15B 11/08 ,  F16K 17/06
FI (3件):
F15B 13/01 ,  F15B 11/08 B ,  F16K 17/06 B
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭57-107402
  • 特公昭49-033973
  • 特開昭59-043272
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