特許
J-GLOBAL ID:200903025379569453

電動機駆動用インバータの再始動制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-138613
公開番号(公開出願番号):特開平10-337091
出願日: 1997年05月28日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】インバータと誘導電動機との間に電磁接触器が挿入されている電動機駆動用インバータで、交流電源の停電をインバータ内部で検出し、停電復旧の際は適切な時点で電動機の運転を再開できるようにすることにある。【解決手段】インバータ20が誘導電動機6を駆動中に交流電源2が停電すると電磁接触器7はオフする。よってインバータ出力電流が停止を示す値以下になる直前に運転中を示す最低値を越えていれば、交流電源2の停電が原因と判断し、インバータ20を停止にする。この停止から再始動までの間に誘導電動機6の残留電圧を消滅させる。残留電圧消滅時間経過後に運転指令発令中を条件にしてインバータ20を再始動させる。この時停電が復旧済みならば電磁接触器7はオンでインバータ再始動と共に電流が立ち上がって運転中を示す最低値を越えるので運転を継続するが、出力電流が運転中を示す最低値に達しないときは交流電源2は停電継続中と判断してインバータを停止させる。
請求項(抜粋):
交流電源が出力する交流を直流に変換して直流中間回路へ出力する電源側変換器と、この直流中間回路に接続してその直流を交流に変換して出力する負荷側変換器とでなるインバータと、このインバータの出力側に接続して前記交流電源が停電している期間は開路となる電磁接触器とを備え、この電磁接触器を介して接続した交流電動機を前記インバータの出力交流で駆動する構成の電動機駆動用インバータにおいて、前記インバータの出力電流が当該インバータの運転中を示す値を越えていることを検出する運転中電流検出器と、前記インバータの出力電流が当該インバータの停止を示す値を下回った不足電流を検出する不足電流検出器と、前記交流電源の停電発生時点から所定時間が経過したことを検出するタイマーと、当該インバータに運転指令を与える運転指令信号発生器とを備え、前記不足電流を検出したときにその直前まで前記運転中を示す電流を検出していた場合は前記交流電源の停電と判断して前記インバータを停止させると共に前記タイマーを始動させ、このタイマーで設定した所定時間経過後に前記運転指令信号発令中ならば前記インバータの運転を再開し、当該インバータの出力電流が前記運転中を示す値を越えれば停電復旧と判断してインバータの運転を継続し、インバータの出力電流が前記運転中を示す値を越えなければ停電継続中と判断して当該インバータを停止にすることを特徴とする電動機駆動用インバータの再始動制御方法。
IPC (7件):
H02P 7/63 302 ,  H02H 3/24 ,  H02H 3/247 ,  H02H 7/122 ,  H02M 7/48 ,  H02P 1/28 ,  H02P 3/18
FI (7件):
H02P 7/63 302 H ,  H02H 3/24 Q ,  H02H 3/247 ,  H02H 7/122 Z ,  H02M 7/48 L ,  H02P 1/28 ,  H02P 3/18 Z

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